こんな風に思ってませんか?
実は、この記事を読んでいるあなたは、すでに「就職したい気持ち」があるから、このページにたどり着いたんですよね。
でも同時に「なんで自分は就職に踏み切れないんだろう?」ってモヤモヤしてるはず。
私(PAPAO)は現在、企業の採用担当をしていますが、実は27歳まで「根っからのフリーター」でした。当時の自分に「なんで就職しないの?」って聞かれたら、きっとこう答えてたと思います。
「別に今すぐじゃなくても…」
でも今思えば、この答えの裏には、就職することへの「なんとなくの抵抗感」があったんです。
そして採用担当になった今、同じような気持ちのフリーターの方を何人も見てきて分かったことがあります。
あなたが就職に踏み切れない理由、実は全部「思い込み」なんです。
しかも、その思い込みを解くのは、思っているよりずっと簡単。
元フリーター×現役採用担当の私(PAPAO)が、あなたの心の奥にある「本当の理由」と、驚くほど簡単な解決法をお話しします。
■無職期間が長い方はこちらが参考になります
ニートから正社員になるのはきつい?具体的な克服法と成功体験談【20代向け】
フリーターが就職しない本当の理由を現役採用担当が分析

●フリーターの方と面接していると、「就職したいです!」って言いながらも、なんとなく腰が重そうな感じの人、多いんです。
これ、実は自然なことで、無意識のうちに「就職すること」に対してブレーキをかけてしまう心理があるんですよね。
「今の生活が意外と居心地いい」という現実逃避
正直に言います。フリーター生活って、意外と悪くないですよね?

私もフリーター時代「このままでもいいかな」って思ってました。特に困ってないし、自由だし。
でも、これって実は「現実逃避」なんです。
30歳、35歳の自分を想像してみてください。
今と同じ時給で、同じ仕事をしている自分。周りの友達は結婚して家を買って、子供もいて…。
「あれ?このままで本当にいいのかな?」
この違和感、感じませんか?
■同じような状況から抜け出した私(PAPAO)のリアルな体験談です
20代無職は人生終わり?今からでも間に合う【27歳フリーター脱出実体験】
「面倒くさい」の正体は「よく分からないから不安」
「就職活動って面倒くさそう」
これ、フリーターの方から一番よく聞く言葉です。でも「面倒くさい」の正体って、実は「よく分からないから不安」なんですよね。

分からないことだらけだから「面倒くさい」って思っちゃう。これ、めちゃくちゃ分かります。
私も当時、「就職活動」って聞くだけで「うわー、大変そう…」って思ってました。
でも実際にやってみたら、思ってたより全然簡単だったんです。
特に今は転職エージェントっていうプロがサポートしてくれるから、一人で悩む必要がないんですよね。
「自分には無理」という根拠のない思い込み
- 「正社員になるには、特別なスキルが必要」
- 「アルバイト経験しかない自分には無理」
- 「正社員の人って、みんな優秀そう…」

ちょっと待ってください。これ、完全に思い込みです。
正社員だからってスーパーマンじゃないんですよ。
社会人になって会社の中を見てみたら、びっくりしました!
- 毎日遅刻してくる先輩
- パソコンが全然使えない40代
- お客さんに怒鳴られて泣いちゃう同僚
- 電話に出るのが怖くて逃げ回る新人

「え?この人たちも正社員なの?」って思いました(笑)
あなたが思ってるより、正社員のレベルって高くないんです。
むしろ、フリーターとしていろんな職場を経験してるあなたの方が、よっぽど適応力があったりします。
「自分にはスキルがない」って思ってるかもしれませんが、アルバイトで身につけた「時間を守る」「挨拶する」「分からないことを聞く」って、できない正社員、マジでいっぱいいますから。
心配する必要、全然ないです。
フリーター就職しない理由の9割は「勘違い」だった

●採用担当として色んなフリーターの方と話してきて気づいたのは、就職をためらう理由の大部分が「古い情報」や「思い込み」に基づいているということです。
「正社員は残業ばかりで自由がない」は昔の話
「正社員になったら毎日遅くまで残業して、土日も休めなくて…」
これ、バブル時代のイメージが強すぎるんです。
今の時代、働き方改革でむしろ労働環境は良くなってます。

ホワイト企業は探せばあります!
- 残業は月20時間以内
- 有給は年間20日、消化率90%以上
- リモートワークOK
- フレックスタイム制度あり
アルバイトの時より自由な時間、増えました。なぜかというと、収入が安定してるから「お金のことを考える時間」が減ったんです。
「今月あといくら稼がないと生活費が…」って計算する時間、なくなりますよ。
「ブラック企業に当たったら終わり」は見分け方を知らないだけ
「正社員になったらブラック企業で働かされるかも」
この不安、すごく分かります。でも、ブラック企業って実はある程度は見分けられるんです。
- 求人に「アットホーム」「やりがい重視」「成長できる」などの精神論ばかり
- 面接で「体力に自信ありますか?」って聞いてくる
- 給料の詳細を教えてくれない
- 「すぐに働ける?」って急かしてくる
- 仕事内容が具体的に書いてある
- 研修制度がしっかりしている
- 有給取得率などの数字を公開している
- 面接で質問時間をちゃんと作ってくれる

私が担当している採用でも、「長く働いてもらいたい」から、会社の良いところも悪いところも正直に話します。
隠し事をする会社は、最初から避ければいいんです。
「フリーター期間が長いと採用されない」の企業側の本音
「もう○年もフリーターやってるから、今さら正社員は無理」
これも勘違いです。でも、ここで綺麗ごとは言いません。
企業の本音を正直に話すと、フリーター期間が長い人を積極的に欲しいわけじゃないんです。
でも現実問題として
- 人手不足で背に腹は代えられない
- 新卒採用だけじゃ人数が足りない
- 若い子より人生経験豊富な人の方が辞めにくい
- 「やっと正社員になれる」と思って頑張ってくれる
つまり、「フリーターだから欲しい」じゃなくて「フリーターでも全然OK」なんです。
そして、実は採用担当が一番欲しいのは「真っ白な状態の人」だったりします。
経験豊富で即戦力になる人材を安い給料で雇えれば理想的ですが、現実的には難しいものです。
それよりも、変な癖がついていない素直な人材を一から育てる方が、長期的には企業にとってメリットが大きいのです。
- 変な癖がついてない
- 素直に教えを受け入れてくれる
- 会社のやり方に染まってくれる
- 「初めて正社員になる」という感謝の気持ちがある
私も実際に、28歳のフリーター歴8年の方を採用しました。理由は「この人なら一から教えればちゃんと育つ」と思ったから。
要するに、企業側も「いい人材が欲しい」だけ。フリーターかどうかなんて、実はそんなに重要じゃないんです。
むしろ、プライドが高くて扱いにくい経験者より、素直なフリーターの方がよっぽど採用したいってのが本音です。
フリーターのあなたが知らない「正社員の本当のメリット」

「正社員になったところで、給料はそんなに変わらないでしょ?」
多くのフリーターがそう考えがちですが、実際に正社員になった人たちの声を聞くと、想像以上の違いがあることが分かります。
フリーターが感じる収入の安定性は想像以上
時給1,200円×8時間×22日=月収21万円
フリーターの多くが、この計算を繰り返しています。「今月はシフト少ないから18万円か…」「来月は頑張って25万円稼ぐぞ」といった具合に。
しかし正社員になると、この不安定な計算から解放されます。毎月決まった給与が入ってくる安定感は、想像以上に大きなメリットです。
フリーターと正社員の収入比較(一般的な例)
項目 | フリーター | 正社員(5年目) |
---|---|---|
月収 | 18〜25万円(シフト次第) | 32万円(固定) |
ボーナス | なし | 年2回(年間で3ヶ月分) |
昇給 | なし | 年1回(毎年1〜2万円アップ) |
退職金 | なし | 制度あり |
実際のケースでは、5年で年収が200万円以上上がることも珍しくありません。
フリーター時代は「年収300万円」の実感が湧かなくても、実際に安定収入を得ると生活の質が大きく変わります。

特に大きな変化は「お金の心配から解放されること」です
フリーター時代の毎月の「今月の生活費大丈夫かな?」という不安が、正社員になることで解消されるのです。
「社会的信用」で選択肢が一気に広がる
これ、フリーター時代は全然意識してなかったんですが、正社員になって一番変わったのがこれです。
- クレジットカードが作れるようになった
- アパートの審査が通りやすくなった
- 車のローンが組めるようになった
- 結婚相手の親に安心してもらえた
- 住宅ローンが組めるようになった
特に大きかったのが、結婚の時。相手の親御さんに「フリーターです」って言うのと「会社員です」って言うのでは、反応が全然違います。

「社会的信用」って、お金では買えない価値です。
将来への不安がなくなる精神的余裕
フリーターやってると、夜中にふと襲ってくる不安、ありませんか?
- 「このままずっとバイト続けられるのかな…」
- 「同世代はボーナスもらって、自分は時給のまま」
- 「シフト減らされたら、来月の家賃どうしよう」
- 「友達は昇進とか転職とか言ってるのに、自分のキャリアって何?」
正社員になって変わったのは、「毎月決まった給料が入る」という地味だけど大きな安心感でした。
確かにフルタイムバイトでも社会保険には入れる。退職金だって会社による。
でも決定的に違うのは!
- ・月給制→シフトや祝日に左右されない。GWも年末年始も休んでも給料は同じ
- ボーナス→たとえ寸志程度でも、年2回の臨時収入は大きい
- 有給休暇→休んでも給料が出る。これ、精神的にめちゃくちゃ大きい
- 雇用の安定→「来月もシフト入れるかな」の不安がない
- 職歴として認められる→次の転職で「正社員経験あり」は武器になる
何より「フリーター」という肩書きから解放される心の軽さ。 親にも友達にも、堂々と今の仕事の話ができる。

この「普通」がもたらす安心感、想像以上です。
なんとなく就職したくない気持ちの正体

●ここまで読んで「確かに正社員のメリットはありそうだけど、でもなんとなく踏み出せない…」って思ってません?
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。私もそうでした。
でも、その「なんとなく」の正体が分かったとき、一歩踏み出せたんです。
変化することへの漠然とした恐怖
人間って、変化を嫌う生き物らしいです。 今の生活、別に最高じゃないけど「慣れてる」ってだけで、なんか安心しちゃうんですよね。
フリーター生活に慣れると、正社員って「別世界」に感じる。 朝9時出社とか、スーツとか、会議とか…想像するだけで息苦しい。
でも、ちょっと待って。 あなた、今までこんな変化乗り越えてきたでしょ?
- 初めてのバイト面接(緊張で声震えた)
- 新しい職場の初日(トイレの場所すら分からなかった)
- 苦手な店長との付き合い方(今では普通に話せる)
全部「無理かも」って思ったけど、気づいたら普通にできてた。

正社員も同じ。最初の1週間さえ乗り切れば、あとは惰性でいけます
「失敗したらどうしよう」という完璧主義
「正社員になって、もし合わなかったらどうしよう」 「期待されて、できなかったら申し訳ない」
こういう不安、ありますよね?
でも、これって完璧主義の罠なんです。
最初から完璧にできる人なんていないです。
しかも、正社員だからって最初からバリバリ働いてるわけじゃないんですよ。
- 入社3年目なのに、まだ基本的な業務でミス連発
- 「すみません、やり方忘れました」が口癖の人
- 緊張すると手が震えて電話に出られない先輩
- 会議で発言求められると「えーっと…」で止まる人
こういう人たちも、ボーナスもらって、有給とって、普通に働いています。
私も正社員になった最初の1ヶ月は、毎日「やっていけるかな?」って不安でした。でも周りを見たら「あ、みんな意外と普通の人なんだ」って安心したんです。
会社も「最初は覚えることから」って分かってるから、いきなり重要な仕事は任せません。大丈夫です。

正社員って、あなたが思ってるより全然「普通の人」の集まりです。
情報不足による「よく分からない不安」
分からないことだらけだと、なんとなく不安になっちゃいますよね。
でも、これって「知れば終わる不安」」なんです。
今の時代、転職エージェントという「就職のプロ」が無料でサポートしてくれます。分からないことは全部聞けばいいんです。
フリーター就職成功の最短ルート【現役採用担当が解説】
●「正社員になりたい気持ちは固まったけど、で、何から始めるの?」
大丈夫。思ってるより全然シンプルです。
ステップ1|まずは転職エージェントに「相談だけ」してみる
「いきなり登録するのはハードル高い…」
そう思うなら、最初は「相談だけ」でもOKです。
- 自分にどんな求人があるのか
- 今の経験でどんな仕事ができるのか
- 就職活動の具体的な流れ
- 不安に思ってることの解決策
最初は「とりあえず話だけ聞いてみよう」って軽い気持ちでOK。
そしたら思ってたより選択肢があって、「あ、案外いけるかも」って思えるはずです。
ステップ2|「未経験歓迎」の求人に絞って応募
フリーターの方がやりがちな失敗が「経験者優遇」の求人に応募しちゃうこと。
そうじゃなくて、最初から「未経験歓迎」「フリーター歓迎」の求人に絞るんです。
- 素直に学べる人(変なクセついてない)
- 長く働いてくれそうな人(すぐ辞めない)
- 職場に馴染める人(コミュ力そこそこ)
- 成長意欲がある人(向上心ある)
私が担当している採用も「未経験歓迎」です。スキルより「一緒に働きたい人」を探してるんです。

私も採用する側ですが、マジでこれだけ最重要視してます
ステップ3|面接対策を受けて自信をつける
「面接とか無理ゲー…」
この気持ち、本当に分かります。でも、面接って「コツ」があるんです。

面接は「暗記科目」です。
よく聞かれる質問トップ5
- なぜフリーターだったのか→「○○を経験したくて」
- なぜ正社員になりたいのか→「安定して長く働きたい」
- なぜうちの会社か→「理念に共感」「成長できそう」
- 長所と短所→具体例付きで準備
- 何か質問は?→3つは用意しとく
あとは清潔感のある服装と笑顔さえあればきっとウマくいきます!
■フリーター期間の言い訳に困っている方へ
転職面接で空白期間を「リフレッシュ期間」と伝える方法|フリーター転職対策
転職エージェントなら、面接練習も無料でやってくれます。本番前に練習できるから、緊張も和らぎますよ。
複数登録して、自分に合うアドバイザーを見つけるのがおすすめです。

どれも登録・相談は完全無料。
■具体的にどの転職エージェントを使えばいいの?という方は、こちらの記事で詳しく解説!
第二新卒の転職エージェント選び方|元29社転職の採用担当が暴露する裏事情
一歩踏み出すだけで人生は変わる
●正直に言います。 私がフリーターから正社員になって一番変わったのは、「将来への不安がなくなったこと」です。
お金の心配、将来の心配、周りの目…そういう「なんとなくの不安」から解放されました。
それだけじゃなく、意外な発見もありました。
確かにシフトの融通はバイトの方が利く。来週休みたいって言えば休める。 でも、それ以外は実はバイトの方が不自由だったんです。

正社員になったら、仕事の進め方も時間の使い方も、意外と自分でコントロールできるんです。
バイトだと…
- 「シフト入れないと金にならない」プレッシャー
- 「店長の指示通りに動く」だけで自分で考える余地がない
- 混雑時は休憩削られ、暇だと「今日はもう上がって」
そして気づいたんです。
あの時感じてた「就職したくない理由」って、全部「思い込み」だったんだなって。
- 正社員は大変 → 実際はフリーターの時より楽
- 自由がなくなる → シフト以外はむしろ自由になった
- 責任が重い → 最初は簡単な仕事から
- 自分には無理 → 思ってるより簡単だった
もしあなたが今、「このままでいいのかな?」って少しでも思ってるなら。
その気持ちが答えです。
行動を起こすのは、思ってるより簡単。
まずは転職エージェントに「話だけ聞いてみる」。それだけで十分です。
あなたの人生が変わるきっかけは、案外そんな小さな一歩から始まるかもしれません。
今日が、その日になるかもしれませんよ。