あなたは「デジタルセールス職」という言葉を聞いたことがありますか?
近年、注目されているSaaS企業が導入している「新しい営業職のありかた」です。

簡単に言えば今までの営業職の役割をさらに分業化していくという考え方です。
この「デジタルセールス職」を今後取り入れる企業が爆発的に増えていきます。
今のうちにもっと明るい未来が想像できる「営業職」に転職をしたい…
そんなあなたにデジタル営業職はおすすめです!
●営業畑でやってきたけど、いずれ将来的に息詰まるのが目に見える…
●どの転職エージェントからも同じような営業求人しか紹介されない…
●10年後の将来を見据えて成長市場の商材を取り扱いたい…
●将来性が期待できる「営業キャリア」を描ける専門的なアドバイスがほしい…
●SaaS/ITの求人を見ても、どんな業務でどんな人に向いているのかよくわからない…
●そうはいってもSaaS営業って飽きずに続けるられるの?
そこで本記事では、今注目されている営業職種ながらも、転職市場にも人材が少ないという希少なデジタルセールスをおすすめいたします。
デジタルセールスはあまり聞きなれない言葉ですが、デジタル時代にふさわしい新しい営業スタイルのことです。
職種としては
●「マーケター」
●「インサイドセールス」
●「フィールドセールス」
●「カスタマーサクセス」・のことを指します。
SaaS営業は市場価値が高い!
SaaS業界における営業の現状は!?
【SaaS業界の営業とは?】
● まず最初に「SaaS(サース)」業界とは「Software as a Service」の略で、インターネット経由で利用できるソフトウェアやアプリケーションをサービスとして提供する業界のことです。
SaaS製品の一例
●CRM(Customer Relationship Management)ツール
●メールマーケティングツールなど
これらの製品を企業に販売し、導入後のサポートを行うのがSaaS営業の役割です。
クラウドサービスの一種であり、定期的な課金制で提供されるサブスクリプション型ビジネスのことでインターネット環境とアカウントさえあれば利用できるのが特徴です。

「ZOOM」や「Salesforce」などが有名ですね!
●つまりSaaS営業とは、SaaSを顧客に末永く利用してもらうための営業活動を指します。
SaaS営業は、従来型の営業とは異なり「一回売ったら終わり」ではありません。
長期的にサービスを利用してもらうことで、長期的な利益につなげていくことができるのです。
そのためには、顧客満足度を最大限に上げていく丁寧なフォローが必要となってきます。

消耗品業界のルート営業と本質は似ていますが、営業手法は異なります。
SaaS企業への転職は人材の市場価値が爆上げ中!
●SaaS企業への人気は急上昇してます!
ビズリーチの検索トレンドワードでも、2019年には全くランキングに入ってこなかった「SaaS」というワードが2020年度ではトップに上がってきています。
■ビズリーチ「レジュメ検索トレンドランキング2020」
順位 | 2020年キーワード | 2019年キーワード |
1 | SaaS | システム |
2 | クラウド | 営業 |
3 | AWS | イベント |
●近年、SaaS市場が急成長中で今後さらに本格化されると予想されているので、転職するなら今が絶好の機会です。
SaaSの国内市場は年平均15%の伸び率で成長しており、2025年のSaaS市場規模では、2020年度実績のおよそ2倍となる1兆5,000億円規模まで成長する見通しです。
saas業界の転職は、スタートアップ企業やベンチャー企業での求人募集も増えてきており、業界の勢いの良さがうかがえます。
有望市場だからこそ、様々な経験を積めるチャンスが広がることでしょう!
しかし、今スキルを身につけた人材が圧倒的に市場で不足しています。
さらに拍車をかけるかのように、成長企業の多くがデジタルセールスへの移行戦略をとっており、人材不足が深刻な課題となっています。
こうした動向は個人のキャリア形成の視点からみれば、まさに今そこにお宝が存在するわけです。
いち早くそのチャンスを掴んだ人だけが、先行者利益としてより多くの恩恵を受けることができ、市場における自分の価値を高めていくことができます。
しかし、人気の業界だからこそ、求人倍率が高く書類選考も通らないのが実態です…

転職の障壁は年々高くなってきています
なぜSaaS営業は飽きると言われるのか?
結論: SaaS営業は飽きます!
●SaaS営業が「飽きる」と感じる原因は主に3つあります。
SaaS営業が「飽きる」と感じる3つの原因
●「ハードワーク」
●「高い成果が求められる」
●「同じ商品を売り続けることによるマンネリ化」

SaaS営業だけに限りませんが…どんな仕事も飽きるしツラいです
●SaaS営業は新規顧客開拓や既存顧客との契約更新など、常に成果が求められる仕事です。
また、同じ商品を長期間売り続けることでマンネリ化を感じることもあります。
●新規顧客開拓では競合他社との差別化を図りながら提案を行う必要があります。
また、既存顧客との契約更新では、顧客満足度を維持しながらも収益向上を図る必要があります。
これらは高いスキルと労力を必要とします。

したがって、SaaS営業は「飽きる」と感じることがある一方で、その市場価値の高さから見ても、飽きずに続けることが求められます。
SaaS営業に飽きる人の特徴
カスタマイズできないことに不満を感じる人
・顧客の要望に応えられないことにストレスを感じる人
・自分の提案力や説得力に自信がない人
・既存のシステムやサービスに固執する人
●カスタマイズとは自社製品を顧客の要望に合わせて機能や仕様を変更することです。
SaaSはインターネット経由で多くの顧客に同じ製品を提供するビジネスモデルなので、個別のカスタマイズはできません。

そのため、顧客の要望に応えられないことに不満を感じるSaaS営業もいます。
製品力に依存することにストレスを感じる人
・自分の裁量や責任が少ないことに不満を感じる人
・製品開発部門との連携やコミュニケーションが苦手な人
・製品の改善や更新が遅れることにイライラする人
●自社製品の競争力が低下したり、不具合が発生したりすると、営業成績に大きな影響を受けることがあります。
SaaS営業は自社製品の魅力や強みを伝えることが重要ですが、それがなくなってしまうと、顧客に提案する価値が減ってしまいます。
また、自社製品に不満を持つ顧客からのクレームや解約の対応もストレスになります。
年功序列ではないことに不安を感じる人
・自分の年収や地位が低くなることを恐れる人
・自分の能力や実績を客観的に評価できない人
・自分のキャリアプランや目標が明確でない人
●SaaS営業は完全実力主義と言っても過言ではありません。
年齢や経験年数に関係なく、成果を出した人が評価され、収入や地位が上がります。
逆に、成果を出せない人は評価されず、収入や地位が下がる可能性もあります。
SaaS営業は自分の能力や実績を客観的に評価できる人に向いていますが、年功序列に慣れている人にとっては不安に感じるかもしれません。
■SaaS営業以外でも、完全実力主義の求人を探すなら!
詳細記事 年功序列から脱却!仕事で裁量権を持ちたい!成果主義×識学キャリア
saasはやめとけ?|SaaS営業を続けるための対策
SaaS営業に飽きないための対処法|個人でできること!
● SaaS営業を続けるためには、3つの対策が有効です。
SaaS営業を長く続ける対策
①「モチベーション管理」
②「スキルアップとキャリアパス」
③「ワークライフバランス」
●SaaS営業はハードな仕事である一方で、その成果は直接的に評価され、報酬に反映されます。
そのため、自身のモチベーション管理が重要となります。
また、スキルアップやキャリアパスの設定により、長期的な視点で仕事に取り組むことが可能となります。
さらに、ワークライフバランスを保つことで、仕事への飽きを防ぐことができます。
●自身の成果を適切に評価し、それをモチベーションに変えることが重要です。
また、自身のスキルセットを拡大し、より高度な仕事に挑戦することで、仕事の幅を広げることができます。
さらに、プライベートの時間を確保し、趣味やリラクゼーションに時間を割くことで、仕事への飽きを防ぐことができます。

したがって、「SaaS営業 飽きる」という問題は、適切な対策により解決可能です。
SaaS営業に飽きないための対処法|企業全体で意識すること!
長期的な視点を持つこと
・瞬間的な売上よりも継続的な売上を重視すること
・顧客との信頼関係を築くことでLTVを高めること
・市場規模や成長率が高いSaaS業界で自分の価値を高めること
よい製品を作ること
・顧客からのフィードバックや要望を開発部門に伝えること
・製品の改善や更新に積極的に関与すること
・製品の魅力や強みを自分自身が理解し、誇りを持つこと
売り切り営業ではないことを意識すること
・強引な手法で契約を結ばず、顧客の課題解決を目指すこと
・契約後も定期的にコミュニケーションを取り、満足度調査を行うこと
・解約率や顧客満足度などの指標を意識し、データを活用すること
課題解決としての存在を意識すること
・自社製品だけでなく、顧客のビジネス全体に目を向けること
・顧客の抱える課題やニーズを深く理解し、最適な提案を行うこと
・アドバイザーのような、顧客を助けるための存在であありつづけること。
どんな商売にも通じることですが、顧客にとって価値のある情報やアドバイスを提供し、信頼関係を築くことで、長期的なパートナーシップを構築することができます!
デジタルセールスは役割を再便化した分業制
● デジタルセールスとは、その名の通りITツールを駆使して行う新しい営業手法のことで、従来型の営業スタイルとは一線を画すものです。
デジタルトランスフォーメーション(DX)などの大きな社会変化に伴い、営業職にも変革が求められています。
近年のコロナ渦で対面式の営業が減少し、ここ最近は非対面のセールスのデジタル化が一気に進んでいます。
特に、最近急成長を遂げているクラウドを中心としたITサービスを提供しているSaaS企業では「デジタルセールス職」という分業体制が導入され、役割を細分化し効率よく顧客満足度を維持できるような体制を整えています。
従来の営業手法だと、1人の営業が新規開拓➡商談➡クロージング➡契約➡アフターフォローを一気通貫で行いますが、デジタルセールスは分業して各プロセスの効率性を高めていきます。
従来の営業➡商談➡クロージング➡契約➡アフターフォローとすべてひとりで担当…
デジタルセールスは各役割を分業制なので効率的に顧客獲得が可能です

デジタルセールス・スキルを身につけた人材は貴重な存在なのです!
デジタルセールスとは今注目されている営業職種且つ、市場に少ない希少人材です。
デジタルセールスは大きく分けて4つの役割があります!
●マーケター(企業への資料請求や問い合わせ獲得)
●インサイドセールス(案件・商談の発掘)
●フィールドセールス(契約の獲得)
●カスタマーサクセス(既存顧客の契約継続や顧客単価の向上)

それでは順にひとつづつ解説していきます
マーケターは企業への「資料請求や問い合わせ獲得」を担当
● SaaS企業のマーケターは、潜在顧客層の発掘が主な職務です。
展示会などのオフライン施策、インターネット広告などのオンライン施策を併用して、企業からの資料請求や問い合わせ獲得を担当します。
問い合わせのあったリード(見込み顧客)をリストアップして、次の役割を担う「インサイドセールス」へ繋げていきます。
●「マーケター」に向いてる人
●市場動向や競合サービスやを分析できる人(自社の立ち位置を把握できる人)
●見込み客にどんな価値をできるか常に考えられる人
●集客戦略の立案、企画の立案を実行できる人
●自分のアイデアを仕事に活かしたい人
インサイドセールスは「案件・商談の発掘」が担当
●インサイドセールスは、見込み客(リード)に対して電話やメール・web会議等でアプローチをしていく内勤営業の仕事です。
見込み客の段階から、ヒアリングを通じて顧客の潜在~顕在ニーズを引き出し、次のステップである検討段階まで話を詰めてからフィールドセールスに引き継ぎを行います。
一番初めに見込み客と接するので、企業の第一印象を決める大事な役割を担っています。
スピード感を持ってアプローチをかける必要があったり、顧客情報を共有するためのデータ管理を行うこともあります。
●「インサイドセールス」に向いてる人
①ヒアリング能力が高い人(顧客のニーズを聞き出せる人)
②スピード感のある人(業務の処理能力が高い人)
③楽観主義の人(受注にならなくても当たって砕けろの人)
フィールドセールスは「契約の獲得」が担当
●フィールドセールスの役割は、インサイドセールスから引き継いだ、ある程度購買意欲が高そうな顧客先(リード)へ訪問し直接対面で商談を行う訪問型の営業スタイルです。
従来の営業と異なる点は、成約見込み率の高い顧客へ「最初からアプローチできる」ということです。
限られた時間と人的リソースを活かし、どの営業担当者がやっても同じ成果を出しやすい仕組みを構築できれば、企業側にとっては再現性の高いビジネスモデルとなりえます。
またフィールドセール職の担当者にとっても、自分の担当業務にだけ「全集中」することができ、働きやすさといったメリットがあります。
●「フィールドセールス」に向いてる人
●対人能力の高い人(コミュ力のある人)
●説明に説得力のある人(提案能力が高い人)
●顧客の意図をくみ取れる人(顧客の表情や反応から的確な対応ができる)
カスタマーサクセス(既存顧客の契約継続や顧客単価の向上)
●カスタマーサクセスは、顧客データの収集・分析をして顧客が自社サービスの利用を離脱しないように様々な課題を解決する仕事です。
自社サービスを利用する顧客の満足度を、長期的に維持するのは本当に困難なことです…
常に良質な顧客を逃がさず・飽きられずサービスを継続して利用してもらうために、ウザイと思われない程度にロイヤルティ向上を働きかけていく必要がある業務です。
カスタマーサポートとカスタマーサクセスの違いは?
●カスタマーサポートと「カスタマーサクセス」は、似ている言葉なのでよく勘違いをされる人がいますが、カスタマーサポートは、顧客から問題提起をされてから対応する事後対応の仕事です。
一方でカスタマーサクセスは文字通り究極は「顧客の成功」を意味します。
つまりカスタマーサクセスは顧客に何か問題が起きる前に行動し、事前に潜在的な課題を探り当て対応解決する能力が求められます。

事前に起こりうる、問題解決能力を高めることができる仕事です。
●「カスタマーサクセス」に向いてる人
●絶対条件!自社サービスに対する「情熱と専門性」を持っていること!
●コミュニケーション能力
●共感性と積極性

SaaS企業は解約率が売上に直結してしまうため、解約を防ぐカスタマーサクセスが活躍しており顧客志向の文化があります。
SaaS営業に飽きる人の特徴と対処法
●SaaS営業は、サブスクリプション型で提供されるソフトウェアサービスを企業に提案する仕事です。
市場規模や成長率が高く、将来性のある分野ですが、一方でSaaS営業に飽きてしまう人も少なくありません。
SaaS営業に飽きる人にはどのような特徴があるのでしょうか?
また、飽きないためにはどうすれば良いのでしょうか?ここではSaaS営業に飽きる人の特徴と対処法を解説します。
マーケター・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスの求人は?
●ではどうすればSaaS企業のマーケター・インサイドセールス(案件・商談の発掘)・フィールドセールス(契約の獲得)・カスタマーサクセス(既存顧客の契約継続や顧客単価の向上)の「これから熱い!」職種に転職できるのか?
先にお伝えしたように、「狭き門」となりますが、一発ツモで上がれれば今後の人生が有意義なものとなれるサポートをしてくれる転職エージェントをご紹介します。
それがググってもあんま情報のない「マーキャリ NEXT CAREER」の転職エージェントです。
デジタルセールに残念ながら向いていない人
●チームより個人プレーが好きな人
●人手も仕組みも未完成でハードワークになるのが嫌な人
●大手➡ベンチャーへの転職で今までと同じ環境や福利厚生を求める人
●毎日ルーティンワークだけやっていたい人(変化が苦手な人)
●事業成長ための主体性とスピード感が持てない人
●シビアな成果が求められるのがウンザリな人
デジタルセールスに向いている人はこんな人
●20代~30代前半の法人営業の経験者
●主体性や積極性のある人
●今話題のSaaS/IT業界でキャリアや年収をアップしたい人
●キャリア設計の客観的なアドバイスが欲しい人
●新規事業の立ち上げから経験を積みたい人
●自分の市場価値を高め、その後も転職で成長していきたい人
●テレワークで自由な働き方をしたい人

新しいチャレンジができる環境を楽しめる人は向いています!
まとめ:SaaS営業の市場価値が急上昇中!それでもSaaS営業は飽きる?
表題の「SaaS企業へ転職で市場価値が急上昇!おすすめはSaaS営業一択!」のまとめです!
●近年では、企業の働き方改革やデジタル化・DX化も進んでおり、SaaS業界にとっては有利な追い風が吹いています。
SaaS企業はスタートアップであり新しい営業スタイルだからこそ、人を選ぶとも言えます。
チームでの協業・カスタマーサクセス文化があるため、カルチャーフィットを重視して応募するのがベストです!
SaaS営業は人によっては向き不向きがありますが、もしマッチすれば今後の高い市場価値キャリアを構築できるのは間違いありません!
SaaSへ転職を考えている人は、ぜひ、SaaS業界のデジタルセールスに強い転職エージェントへ相談してみてはいかがでしょうか?
成長市場であるSaas業界でキャリアアップするなら、ぜひ登録しておきたいエージェントです!
■個人・組織分析で長く続けられる企業を探すなら!
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