円満退社はありえない!真の円満退社は存在しない…【悩むだけ損】

円満退職!気持ち良く送り出してくれる人が大半だが 退職予定・失業中



会社を辞める時に、できることなら穏便に「円満退職」をしたい!というのが誰もが思う、人情ではないでしょうか。

・会社の就業規則で「退職を伝える時期は1か月前まで」と定められているから、しっかりと引継ぎをして気持ち良く辞めていきたい!

・会社のみんなに後々うしろ指をさされるような退社はしたくない!


でも心のどこかで

法律では退職の意思を伝えるのは「2週間前まで」なので、今退職を切り出すと残りの出勤がきまずい…

また、退職理由で「会社批判を理由にするのはマナー違反」など、面倒な忖度そんたくが多いのも事実です。

だから2週間前に急に「退職宣言」を出して、残りの勤務日は有給休暇を全取得!
そのままフェードアウトしたい!なんて良からぬことを考えてしまう人もいらっしゃることでしょう…


本記事を読めば解消されるモヤモヤ
●「円満退職など待てない!」こんな時は即辞めてもOK!
●「円満退社」は理想だけど、本当の意味での円満など存在しないのだから「気楽に考えればいいんだ!」という勇気が湧いてきます!

PAPAO
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私は40社以上(バイトと会社を併せて)辞めてきましたが、意外とどうとでもなります!




試用期間中と体調不良は円満退社でなくても仕方ない

日本では、毎年多くの人が離職して新しい道に進んでおり、その数は約727万人もいます。
(厚生労働省:令和2年雇用動向調査結果の概要)

「ただ会社を辞めるだけ」なのに円満退職って意外と神経を使うものです…と多くの人が感じていることではないでしょうか?

しかし表題にもあるますように、「試用期間中」と「体調不良」は円満退社は必要ないと私は考えます。

理由は下記の通りです!

なぜ「試用期間中」は円満退社が必要ないのか?

試用期間中の退職:「試用期間」=自分と企業とのお試し就職期間だから即日退社も可能です。

なぜなら今後もその職場で働いて行けるかをお互いにお見極めている期間と認識してます。

スーパーでの試食でも実際に食べてみることで、あなたの口にあわないとわかれば買いませんよね?

試用期間というものは本来その考え方であるべきだと思います。

だから、もしあなたが試用期間が終わったと同時に「その職場で働くことを辞退」することを、既に決心しているなら、その日に退職するのもありなのです。

PAPAO
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私はこの試用期間中(数日間勤務)での短期離職を何度も繰り返してきました…

試用期間中とは言えダラダラ数か月過ごすと、次の転職先を探す時に不利です。

短期離職として空白期間がめだってしまうというデメリットがあります。

逆に企業側にとっても同じです。

「せっかく熱心にあなたを教育をしても、試用期間後は辞めるつもり満々」なら、むしろ早めに言ってもらったほうが助かります。

早急に代わりの人材を探したり、無駄な人件費が発生しなくなるので双方にとってメリットがあります。

PAPAO
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その時の企業の採用担当者も言ってました。


\短期離職を繰り返している人は履歴書に全部書くべきか?/
おすすめ記事 転職回数が多い!10回以上は当たり前!職務経歴書に全部書くべき?

なぜ心や体が限界な時は円満退社が必要ないのか?

(身体は資本です!健康的に働けないのは人生もったいない…)

パワハラ等のハラスメントで精神を病んでいる時。

毎日の過酷な長時間労働で肉体的にもボロボロな時。

こんなケースの場合は「円満退職」などと悠長ゆうちょうなことは言ってられません。

むしろ『今すぐに辞めるべき』です!

もはや円満退職どころの騒ぎではありません!常軌を逸してます…

健全な肉体と精神があっての人生です!

あなたがボロボロになっても会社は責任をとってくれません…

あらたにあなたの代わりの人員を補充するだけです…


入退社を繰り返してきた私だからハッキリ言えることがあります。

職場はそこだけではないです!」

PAPAO
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あなたの人生、大事にしましょう!そんないつか限界が来るような職場は時間の無駄だし、健康に悪すぎます!

参考記事 憎きブラック企業|仕事を辞めると言い出せない…今すぐに辞めたい…

もし「辞めるなら損害賠償請求する」と脅しをうけたり、未払いの残業代を取り戻したい時も円満退職をする必要はありません!

退職代行の弁護士を利用して、スムーズな退職処理と残業代・未払給料・退職金・パワハラ慰謝料の請求もしてもらうのもいいのではないでしょうか?

参考記事 退職代行/弁護士みやびなら失敗しらずでトラブル解決!おすすめ理由

実は円満退職なんてものは存在しない!

本音と建て前上では「円満退職」は存在しますが、本質としての円満退職はないと個人的には思っています。

【あなた側の心の問題】

どんな理由であろうと退職する(退職したい)ということは、二度とその職場に戻る意思がないということです。

いうなれば「どんな理由があろうとも」もう自分がいる価値がないからと感じているからです。

男女間の「お互い好きだけど別れた…」みたいな類の話と同じだと思います。

「好きだけど別れた?」意味がわかりません…

心のどこかに「もういいや…少し冷めた…」という気持ちが1ミリも本当にないと言えるのでしょうか?


【会社側の心の問題】

ケンカして辞めるのではないから、下記の場合は円満退職ではないの?という疑問がわくことでしょう。

あなたはまともな人間でも、悪くとらえる変人は存在します…
寿退社➡辞めずに続ければいいでしょ?
出産➡産休とって戻ってくればいいでしょ?
旦那・奥さんが転勤する➡あなただけはこっちに残ればいいでしょ?
実家に戻る➡家業を継ぐのか親の面倒を見るのかわからないけど、辞めるのね…
独立する➡この会社でない場所で頑張るのね… 
急に亡くなった➡あとの引継ぎが大変…
定年退職➡自分だけすごろく●●●●でいうとこの「あがり」か…(妬み)

PAPAO
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ここまであからさまでなくても世の中には一部ねじまがった人間も存在します。いちいちそんなヤツを気にして円満退職を気にしてもしかたありません!

つまり!必要以上に円満退職を意識しすぎるのは、余計な労力なので気楽にいきましょう!

円満退職のコツ・うまい切り出し方

円満退職のコツ

本当の意味での「円満退職はない」とお伝えしておきながら、若干矛盾を感じますが、建前的な円満退社ができるにこしたことはありません。

本音と建前でなるべく気持ち良く職場を去って行きたいものですね

辞めるということは、会社にとっては、あなたの代わりの新たな人材を募集して、1から教育しなければならないということです。当然そこには手間も費用もかかります。

心から気持ち良く送り出される、100%の円満退職はないということは、もはや言うまでもないでしょう。

だからあなたは、できる限りの範囲で気持ち良く去っていけるように努めればいいだけです。

なにも気負うことはありません、気楽にいきましょう!


一番ベストなのは次の仕事を先に決めておくこと!

「次の仕事が決まっているので退職します!」もうこれしかないです!

あとは就業規則で決まっている退職の申し出の期間中に、引継ぎまで済ませれば問題ないです。

PAPAO
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次の仕事が決まってさえすれば引き留めようがありません!

\転職エージェントを利用して、先に転職先を決めておこう!/


退職願ではなく「退職届」を提出すること
退職願は会社に対して退職を願い出るためのものです。つまり「辞めたいのですが…」とお伺いをたてるわけなので、場合によっては却下される可能性もあります。

一方で退職届は、自分の退職を通告するためのもので、辞めるのを認めるも認めないも会社側が決めることができません。

労働者は一方的な意思表示によって一定期間の後に会社を退職できることが認められています。(民法第627条)

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相談もなしに、いきなり「退職届」を提出するのは非常識だと考える人も一部存在しますが、法の方が強いです。

退職理由はスマートに
退職理由はまともな会社なら必ず聞かれます。なぜならその不満理由をこれから入社してくる人たちのためにも改善策と知っておく必要があるからです。

たとえ職場の恨みつらみを口に出したくても、「今の職場ではできないことを実現するため」と伝えるのが大人のマナーです。

極論を言えば、退職理由を会社に伝える義務はありません。

企業が社員を解雇する場合には、その理由を明確に説明する義務があります(労働基準法第22条)が、社員が退職を申し出る場合は、言う言わないはあなたの自由です。

PAPAO
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シンプルに「一身上の都合で退職します」という理由でOKです!

引継ぎに必要な書面や退職までのスケジュールを準備しておくこと!
ただ単に「退職します、あとは全部有給消化で明日から一切出社しません!」では円満退社からはほど遠くなってしまいます。

いついつから有給消化に入るので、それまでに引継ぐ内容とスケジュールを事前に共有しておくことが円満退職には大事なことです。

試用期間中には即日に辞めまくっていた私ですが、長く続いた会社はキチンと引継ぎだけはやってきました。

おかげで今でも、当時のメンバーとお酒を飲みにいったりと良いお付き合いができています。

転職の面接では「円満退職」だったと自分自身を納得させること

ここでは辞めた会社側から気持ちよく「(辞められるのは残念だけど)応援しているよ!」と円満退社だったオーラ―を醸し出しましょう!

たまに「円満退社でしたか?」と質問してくる面接官がいますが、聞かれない限りわざわざ自分からは言う必要はありません。

面接では、なぜ前職を辞めたのか?質問されることが多いです。

揉めて辞めた場合って意外と顔に出てしまうものです…真実はどうあれ、この時ばかりは心の中で「円満退社でしたが」とひと呼吸おくことを心掛けましょう。

その流れで「前職では●●ができなかったので退職しました。貴社では●●が実現できそうなので今回応募させて頂きました」とサラっといければOKです。

まとめ:円満退職はありえない!真の円満退社は存在しない…【悩むだけ損】

まとめ

●試用期間中は円満退社を目指さず辞めても問題ない
●職場が原因での体調不良は今すぐ退職するのがベスト
●円満退職という言葉がひとり歩きしているが、本当の意味での円満は存在しない

つまり!気にするだけ損です!
今できる範囲で真摯しんしに対応すればそれだけで十分です!

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