お世話になりますPAPAOです!
私はこれまでにハローワーク経由で何度も転職を経験してきました。
ハローワークの求人は受かりやすいというイメージがありますが、はたして本当にそうなのでしょうか?
本記事では内定率を上げるためのコツと注意点をお伝えします。
■そりゃ内定欲しいけど、続けられる会社に入りたい!
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ハローワーク求人が受かりやすい理由
●本当にハローワークの求人は受かりやすいのか?
『受かりやすいです!』これは本当です!
ただし、転職サイトや転職エージェント経由と比較した場合です。
転職サイトより受かりやすい求人がハロワに多い理由
●採用にそこまで慎重にならない企業が多いから
●中小・零細企業が多いから
受かりやすい理由の一つに、採用に慎重にならない企業が多いということが挙げられます。
これは、転職サイトやエージェント経由での採用と比べて、ハローワーク経由であれば採用コストがかからないからです。
つまり無料で求人が出せるため、企業側は応募者の条件をあまり厳しくしない場合が多く、スキルや経験が少なくてもチャンスがあります。
転職サイトやエージェントでは、企業側もお金をかけて求人を掲載しています。そのため、応募者に対しても高い採用基準を設ける傾向にあります。
スキルや経験、学歴や資格などの条件を厳しくチェックする場合が多いです。
●ハローワークでは、企業側も費用負担が少なく、求人を無料で掲載できます。
そのため、応募者に対しても高い採用基準を設ける必要がなく、スキルや経験よりも人柄や意欲を重視する場合が多いです。
フリーターや既卒者でも受かりやすい求人があります。
もちろん、ハローワーク求人でも採用に慎重になる企業は存在しますし、転職サイトやエージェント経由でも受かりやすい求人は存在します。
しかし、一般的には、ハローワーク求人の方が採用に慎重にならない企業が多く、受かりやすいと言えるでしょう。
中小・零細企業が多いので採用に時間とお金がかけられない企業が多いです!
ハローワーク求人=採用にお金をかけない
①従業員を使い捨てに考えている…
②資金に余裕がない…(高給は望めない…)
ハローワーク求人で内定率を上げるためのコツ
●転職を考えている方の中には、ハローワーク求人に応募することをためらっている方もいるかもしれません。
そこで、ハローワーク求人に応募することを検討している方に向けて、「ハローワーク求人で内定率を上げるためのコツ」をご紹介します。
今、狙い目の業界はこれ!
下記のデータは、労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)6月分結果より引用
【製造業】
2023年6月における製造業の就業者数は、前年同月比で+0.7%となりました。これは、製造業の生産活動が回復傾向にあることを反映しています。
製造業の生産指数は、2023年6月に前年同月比で+9.8%となり、8か月連続でプラスとなりました。
製造業の中でも、自動車や電子部品などの輸出関連産業が好調でした。
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【建設業】
2023年6月における建設業の就業者数は、前年同月比で+1.8%となりました。これは、建設業の受注や着工が増加していることを反映しています。
建設業の受注額は、2023年6月に前年同月比で+13.4%となり、2か月連続でプラスとなりました。
建設業の住宅着工戸数は、2023年6月に前年同月比で+7.5%となり、4か月連続でプラスとなりました。建設業の中でも、公共工事や賃貸住宅などが伸びていました。
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【サービス業】
2023年6月におけるサービス業の就業者数は、前年同月比で+0.4%となりました。これは、サービス業の売上高が改善していることを反映しています。
サービス業の売上高指数は、2023年6月に前年同月比で+2.9%となり、2か月連続でプラスとなりました。サービス業の中でも、飲食店や旅行関連などのコロナ禍で大きく落ち込んだ分野が回復傾向にあることが影響しています。
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これらの業界はハローワークでも多く求人があるので狙い目です!
ハローワーク求人で内定率を上げる【企業選びのコツ】
●ハローワーク求人で内定率を上げるための企業選びのコツは、以下のようなものがあります。
大概がブラック企業だけど、中にはお宝求人があることも!
①採用人数が多い企業を選ぶこと
②家から近い企業を選ぶこと
③随時、求人の募集をかけている企業を選ぶこと
④業界・職種未経験OKの企業を選ぶこと
①採用人数が多い企業を選ぶこと
●採用人数が多い企業は「すぐに人が辞めるブラック企業」の可能性があります。
しかし、中には急激な「業務拡大」で本当に増員を考えている企業もあります。
また、従業員数の多い企業の場合「定年」で退職する人も数名いることもあります。この場合、新たな後継者として複数名の採用をすることもあります。
資金にある程度余裕のある企業は、定年退職者数を見据えて、数年前から募集をかけていることもあります。私はこのパターンで入社経験がありますが、まあまあホワイト企業でした。
②家から近い企業を選ぶこと
● 地方のハローワークで求人募集をかける企業は「基本的に会社から近い人」を好みます。
そもそも地方すぎて「大手転職サイト」に求人を掲載したとしても「求職者が多く集まらない」ということを自覚しています。
また経費とはいえ「通勤交通費が安く済む」というメリットがあると考える企業もあります。
もしあなたが同じ業界・職種で入社しても、恐らく大都会ほどの待遇は望めないでしょう。しかし「通勤が近くて楽!」という恩恵は計り知れません!
③随時、求人の募集をかけている企業を選ぶこと
●年中募集をかけている会社は、無料で求人を出せることをいいことにハローワークを利用しています。
その実態の多くは、人がすぐ辞める「ブラック企業」もしくは、人を雇う気はないが「スーパーマン」みたいな超優秀な人がいれば採用したい!と夢を見ている企業が集中しやすいです…
いずれにせよ「ひとクセのある会社」だということは先にお伝えしておきます!
そんなスーパーマンだったら、ハロワにしか掲載しないような会社にわざわざ応募しないつーの!転職エージェント使うわ…(高給で待遇も良い会社を紹介してくれるんだから)
しかし、内定のとりやすさで言えば、随時募集をしている企業を外すことはできません。
④業界・職種未経験OKの企業を選ぶこと
●もし、あなたが経験者だったら「それだけで顔パス」で内定に近づく可能性が高まります。
たとえあなたが未経験だとしても、「スーパー経験者」がエントリーしてこない限り「人柄重視」で選考は通過しやすいです。
条件を高望みせずに、人柄の良さとやれば即戦力になれることをアピールできれば採用率アップです!
ハローワーク求人で内定率を上げる【確実性アップのコツ】
内定率をもっと確実に上げるためには!
①応募する前に企業の情報をしっかりと調べる
②応募する企業の求める人材像や適性に合わせて履歴書や職務経歴書を作成する
③面接では自分の強みや志望動機を明確に伝える
④複数の求人に応募する(数打ちゃ当たる!)
それでは①~④まで順に見ていきましょう!
①応募する前に企業の情報をしっかりと調べる
ハローワークの求人票だけでは、企業の実態や仕事内容が分かりにくい場合があります。
そのため、企業の公式サイトやSNS、口コミサイトなどを活用して、企業の特徴や文化、ビジョンなどを把握しておきましょう。
そうすることで、自分が本当に働きたい企業かどうか判断できるだけでなく、面接での質問にも対応しやすくなります。
中小・零細企業は口コミも少ないか、まったくないこともあります。
逆に中小・零細企業なのに、多くの口コミがあるということは、過去の退職者が多すぎるということなので要注意です!
企業の口コミ・評判を見るには「転職会議」がおすすめです。
②応募する企業の求める人材像や適性に合わせて履歴書や職務経歴書を作成する
● ハローワーク求人では、応募条件や必要な資格・スキルなどが明記されている場合が多いです。
そのため、自分がその条件に合致していることをアピールするように、履歴書や職務経歴書に具体的な内容を記載しましょう。
また、志望動機や自己PRも重要な項目です。
応募する企業に対する興味や関心、自分の強みや経験、将来の目標などを簡潔にまとめておきましょう。
③面接では自分の強みや志望動機を明確に伝える
●さらに、面接では自分の強みや志望動機を明確に伝えることがポイントです。
面接官は、あなたがその企業で働くことに真剣かどうか、仕事に対する意欲や能力はどれくらいあるか、チームワークやコミュニケーションはできるかなどを見ています。
そのため、自信を持って自分の魅力をアピールしましょう。
また、面接官からの質問には丁寧に答えるだけでなく、逆に面接官に質問することも効果的です。
例えば、「仕事のやりがいは何ですか?」「入社後の研修制度はありますか?」「社内の雰囲気はどんな感じですか?」などです。
これはあなたがその企業に対して興味や関心が高いことを示すとともに、面接官とのコミュニケーションを深めることができます。
■面接で最後に差がつく逆質問!
詳細記事【逆質問一覧】転職の面接で『逆質問を制するものは内定を制す!』
■質疑応答が苦手な人は…
詳細記事 転職の面接で落ちまくる人必見!転職の面接で答えにくい質問集まとめ
④複数の求人に応募する(数打ちゃ当たる!)
●ハローワークで複数の求人に応募するという方法は、何事も数打ちゃ当たるという考え方から生まれたものです。
しかし、この方法は本当に効果的なのでしょうか?
以下では、ハローワークで複数の求人に応募するメリットとデメリットについて解説します。
メリット
ハローワークで複数の求人に応募するメリットは、以下のようなものがあります。
●応募先の選択肢が広がる
●応募先の比較がしやすくなる
●面接の機会が増える
●面接の練習になる
●内定率が上がる可能性がある
これらのメリットは、仕事を探している人や転職を考えている人にとって、魅力的なものです。
特に、求人情報が少ない地域や職種、年齢層などで、自分に合った仕事を見つけるのが難しい場合には、ハローワークで複数の求人に応募することで、チャンスを広げることができます。
デメリット
一方で、ハローワークで複数の求人に応募するデメリットもあります。以下のようなものが挙げられます。
●応募書類や面接の準備が大変になる
●応募先の企業や職場に対する理解や関心が低くなる
●応募先からの連絡や対応が煩雑になる
●応募先からの採用通知や辞退連絡が重なる
これらのデメリットは、仕事を探している人や転職を考えている人にとって、ストレスや負担になります。
特に、自分の希望や条件と合わない仕事に応募してしまうと、入社後に不満やトラブルを招くことにもなりかねません。
以上が、ハローワーク求人で内定率を上げるためのコツです。
これらのコツを実践することで、あなたの採用チャンスは高まるはずです。
■面倒な企業とのやりとりはエージェントにお任せ!
ハロワには掲載されない、地元の優良企業を探すなら!
詳細記事 地方転職に強い地元求人サイト|ヒューレックスの評判
知名度は低くてもやっぱり地元の優良企業がいいですね!
ハローワーク求人の注意点|選び方を間違わないこと!
●上記では「受かりやすくする」ことだけにフォーカスしてご説明しましたが、できれば定年まで長く続ける会社選びをしたいものです。
ハローワークでは、多くの求人情報が掲載されていますが、その中から自分の希望とマッチする求人を選ぶことが重要です。
自分の希望とマッチしない求人に応募しても、入社後に不満やストレスを感じることになります。
ハローワーク求人を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
①自分のスキルや経験と関係ある仕事を探す
②自分のキャリアプランや将来の目標と合う仕事を探す
③自分のライフスタイルや価値観と合う企業や職場を探す
④求人票だけで判断しないで、詳細を確認する
自分に合った仕事を見つけるためには有効な手段です。ぜひ参考にしてみてください。
求人数はどちらが多い?ハローワークVS転職サイト
●求人数は転職サイトと比べてどちらが多いかは、一概には言えません。
求人数は、企業規模や業種、地域などによって異なります。
一般的には…
■転職サイトは大手や有名企業の求人が多い!
転職初心者は必須!リクナビネクストの評判は?特徴~退会まで全解説
■ハローワークは中小・零細企業の求人が多い!
・まったりな職場環境の求人もある
・基本は高給ではない…
・完全週休2日ではない会社が多い…(月に何度か祝日・土曜出社有り)
・長期連休が少ない…(カレンダー次第)
それでも、地方在住であれば求人数はハローワークが優勢です!
■「ハローワークの求人しか勝たん!」そんな人向けの記事です!
詳細記事 誤認識「ハローワークはろくな求人がない?」半分本当だけどメリットのある人もいるよ!
同じ求人なのに給料が違う…【PAPAOの体験談】
同じ求人なのに給料が違う…ハロワ頼みだけだと損する可能性も…
●同じ求人でもハローワークと転職サイトで給料が異なる場合もあります。
ハローワークに求人募集をしている=大手転職サイトには掲載されていない!
と思われがちですが、意外とハローワークと転職サイトに同時に求人募集をかけている企業はあります。
私は転職を繰り返してますが、少しでも良い求人に巡り合うために、ハロワも転職サイトもすべてフル活用しています!
そこで何度かこんなことがありました…
それは転職サイトとハローワークで同じ求人なのに、なぜか「ハローワークの方が数万円も給料が安い」ということです…(私は前者だったので高い方の給料で採用されましたが…)
企業側の言い分としては、「転職サイトだとあまり安い給料だと人が来てくれない…」だからそうです。
つまり企業は、ハローワークの求職者は低賃金で働くと考えているのです(情弱扱いです!)
またハローワークでは給与や勤務時間が詳細に明記されていない場合が多く、転職サイトでは詳細な情報が掲載されている場合があります。
そのため、自分の希望に合った求人を見つけるためには、ハローワークと転職サイトの両方を利用するのがおすすめです。
ハローワークと掛け持ちで登録したい無料転職サイト!
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■初めての転職から中級者向き
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■目指せ!年収1000万オーバー!ハイクラス転職なら
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ハローワーク求人は嘘だらけ?ハロワは求人の内容に目を光らせない…
●あなたはハローワークの求人に嘘があるという話を聞いたことがありませんか?
ハローワークで紹介する求人は、決まった用紙に記入すれば、そのとおりに事務作業され、公表されます。
基本的に、求人を出す企業の詳細をハローワーク側が検証したり聞き取り調査したりすることはありません。
そのため、求人票に書かれている条件が現実のものかどうか判別できない場合も多いのです。
ハローワークの求人票は、労働基準法第15条にある「労働条件の明示」には当たらないため、求人票に嘘を書いても法的な罰則はありません。
企業は良い人材を募集したいと思っているので、少しでも魅力的な条件(中には嘘っぱち)を記載して注目される求人票にしようとします。
そのため、給与や勤務時間、休日などの労働条件が実際と違っていたり、ブラック企業や詐欺企業が求人を出していたりすることがあります。
そういった嘘の求人を見抜くためには、以下のような方法があります
①求人票の内容をよく読み、不自然な点や矛盾点がないかチェックする
②求人企業のホームページや口コミサイトなどで情報を調べる
③面接時に労働条件通知書や就業規則を確認し、求人票と比較する
④応募前に必ずハローワークに確認する
応募前に必ずハロワの職員に「この求人は直近ではいつ募集していましたか?」と質問しましょう!年に何回も募集をかけていればブラック企業確定です!
ハローワーク求人の更新について
●転職活動をしていると、常に新しい求人を誰よりも早くチェックして応募したいものですよね。
そこでハローワークでは、どのようなタイミングや頻度で求人が更新されるのか?
またどの時期に求人が多く更新されるのか?を下記で解説していきます。
ハローワーク求人 更新のタイミング
●ハローワーク求人 更新のタイミングは、基本的には 午前10時ごろです。
ハローワークで受理された最新の求人情報を、概ね30分毎に更新しています。
ただし、更新作業は全国のハローワークで同時に行われるわけではなく、地域や曜日によって若干の遅れが生じる場合もあります。
そのため、最新の求人情報を確認するなら、午後からハローワークに行くか、インターネットサービスで検索するのがおすすめです。
ハローワーク求人の更新が多い時期
●ハローワーク求人 更新が多い時期は、 9月~10月 と 1~2月 が挙げられます。
これは、企業の採用計画や決算期などに関係しています。
9月~10月は、新卒採用や中途採用の準備期間として、多くの企業が求人を出す傾向があります。
1~2月は、年度末に向けて人員調整や増員を行う企業が多くなります。
また、この時期は転職希望者も多くなるため、求人と応募のマッチングが活発になります。
逆に、年末年始や夏季休暇などの長期休暇中は、求人も応募も減少する傾向があります。
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