「未経験で営業職はやめとけ!」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、その一方で営業職には未経験からでも挑戦できる魅力がたくさんあります。
私自身、法人営業(BtoB)と個人営業(BtoC)の両方を経験してきた立場から、営業職のリアルな現場をお伝えします。
営業職には主に2パターンの顧客がいます。法人営業と個人営業です。下記にその違いを比較しました。
項目 | 法人営業(BtoB) | 個人営業(BtoC) |
---|---|---|
対象 | 企業や法人 | 個人消費者 |
取引相手 | 社内担当者や経営者 | 個人の顧客 |
売上規模 | 大規模な取引が多い | 小規模な取引が多い |
休日数 | 土日祝日が多い | 土日祝日が少ない |
労働時間 | 比較的少ない | 比較的多い |
アポ取りやすさ | 難しい | 比較的簡単 |
契約までのスピード | 遅い | 速い |
成約率 | 高い | 低い |
提案のタイミング | 決算前がおすすめ | いつでもOK |
必要なスキル | 理論的なスキル | 感情的なスキル |
難易度 | 高い | 低い |
これから就職を考えているフリーターや第二新卒の皆さん、営業職への道を選ぶ前に、ぜひこの記事をご一読ください。
営業職の厳しさだけでなく、その魅力や成長の可能性、そして成功するためのポイントを詳しく解説します。
営業職が本当に自分に合っているのか、この記事を読んで確認してみてください。それでは、一緒に営業職の世界を探求していきましょう!
営業職はつぶしがきく職種です!一度経験すれば他社でも大いに通用します。
なぜ「未経験で営業職はやめとけ!」言われるのか?
●「未経験で営業職はやめとけ!」と言われる理由はいくつかあります。
- ノルマのプレッシャーがきつい
- 顧客対応(クレーム対応もストレスです)
- 残業が多い(自分で労働時間をコントロールできない)
ノルマのプレッシャーがきつい
●まず一つ目は、営業職は結果がすぐに出る仕事であるため、プレッシャーが大きいという点です。
営業職ではノルマが課せられ、達成できないと昇進や収入に影響します。
営業成績が重要で、上司に詰められることも。
●また訪問先に無下に扱われることも…顧客からの反応が様々で、ストレスを感じることもあります。
目標達成のためには、顧客とのコミュニケーション能力や交渉力、そして何よりも自己管理能力が求められます。
これらのスキルは経験を積むことで身につけるものであり、未経験者がいきなり高いパフォーマンスを発揮するのは難しいと言えます。
自分が納得できない商材を売らなければならないというストレスもあります…親兄弟に紹介できる商材を扱っている会社を選びましょう!
顧客対応(クレーム対応もストレスです)
●二つ目は、営業職は顧客と直接対話する仕事であるため、顧客からのクレーム対応やトラブルシューティングが頻繁に発生します。
これらの対応には、商品知識だけでなく、対人スキルや問題解決能力が必要となります。
未経験者がこれらのスキルを持っているとは限らず、そのためにストレスを感じることが多いと言われています。
これはショップ店員さんやサポートセンターなど直接の営業職でなくても、顧客相手の職種にはついて回る運命です…
■カスタマーハラスメント
お客様は神様ですという特権をフル活用で暴走するハラスメントの詳細は!
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残業が多い(自分で労働時間をコントロールできない)
●三つ目は、営業職は時間外労働が多いというイメージがあります。
顧客の都合に合わせて働くことが多いため、長時間労働になることも少なくありません。
未経験者がこのような労働環境に慣れるまでには時間がかかることが多く、その間に体調を崩す人も少なくありません。
商品購入には旦那さんの承諾が必要なので夜に来てくれます?8時半には仕事から帰ってくるはずですから…
特に個人営業(BtoC)の場合、お客様の仕事が終わってから商談ということが多いです。また土日休みの顧客も多いため、必然と営業職は出勤となることもあります。
詳細記事 残業したくないはおかしい?わがまま?甘え?転職せずに残業しない方法
■業務時間外はもちろん!休日も仕事をしないでウマく切り抜ける方法!
詳細記事 営業職の悩み!休日でも電話応対でプライベートがない?解決策はこれだ!
以上のような理由から、「未経験で営業職はやめとけ!」と言われることが多いのです。
しかし、これらの理由は一面的なものであり、営業職には未経験者でも挑戦できる魅力がたくさんあります。
「やめとけ」の声だけではない!営業職の5つのメリット
●「未経験で営業職はやめとけ!」という声がある一方で、営業職には未経験者でも挑戦できる豊富な魅力があります。
以下にそのメリットをいくつかご紹介します。
- スキルアップできる機会が多い
- 成果が明確(一目瞭然)
- 高収入の可能性(年収1000万円以上は営業職が多い)
- キャリアアップのチャンス
- 人脈の拡大
営業職はスキルアップできる機会が多い!
●営業職は、コミュニケーション能力や交渉力、問題解決能力など、様々なスキルを身につける絶好の機会です。
これらのスキルは、営業職だけでなく、他の職種や日常生活でも役立つものばかりです。
●営業職は、需要が非常に高い職種です。
企業にとって、商品やサービスを顧客に届けるためには営業職が不可欠です。そのため、営業職の需要は常に高いと言えます。
AI化されても必要な職種:AIの発展により、多くの職種が自動化される可能性があります。
しかし、営業職はその中でも人間の対面でのコミュニケーションが重要となるため、AI化されにくい職種と言えます。
特に、高額な商品やサービスを提供する場合、顧客は直接営業から詳しい説明を聞きたいと考えることが多いです。
例えば、ある企業が新しいITソリューションを導入しようと考えているとき、その企業の担当者は、具体的な導入のメリットやデメリット、費用対効果などを直接営業から聞きたいと思うでしょう。
このような場合、AIではなく人間の営業が重要な役割を果たします。
私自身、法人営業(BtoB)と個人営業(BtoC)の両方を経験してきた立場から言えば、人間の営業職が果たす役割は大きいと感じています。
営業職は成果が明確(一目瞭然)
●営業職は、自分の努力が直接結果として現れる仕事です。
目標を達成したときの達成感は、他の職種では味わえないものがあります。
●また、営業職は新規顧客の開拓や既存顧客との関係維持など、企業の利益を直接上げる重要な役割を果たします。例えば、新製品の販売や新規市場の開拓などは、営業職の活動によって実現します。
■数字さえやっていれば多少の自由は許される?
詳細記事 直行直帰でサボりが当たり前?直行直帰の営業ってズルいのは本当か?
高収入の可能性(年収1000万円以上は営業職が多い)
●営業職は、基本給に加えて成果に応じたインセンティブが支給されることが多いです。
努力次第で高収入を得ることが可能です。
インセンティブ(成果報酬)のない会社もあります。その代わり目標数字に届かなくてもそこまでうるさく言われない会社も、中には存在します。全ては企業次第という一面も有ります。
キャリアアップのチャンスが豊富で将来性も明るい!
●営業職は、自分のスキルと努力次第で、収入やキャリアパスを大きく伸ばすことが可能な職種です。
また、営業職で得たスキルや経験は、他の職種や自分自身のビジネスを始める際にも活かすことができます。
営業職で培った交渉力や問題解決能力は、プロジェクトマネージャーや経営者としても活かすことができます。
●営業成績が良ければ、早期昇進のチャンスもあります。
また、営業職は企業の利益を直接上げる重要なポジションであるため、経営層への昇進も視野に入れられます。
経営陣に元営業が多く在籍している理由
経験と洞察: 元営業が経営陣に多い場合、彼らは顧客との直接的な接触を持っており、市場や顧客のニーズについて深い洞察を持っている可能性があります。これは戦略的な意思決定に役立ちます。
リーダーシップのスキル: 営業はリーダーシップ、交渉、コミュニケーションのスキルを磨く機会が多い職種です。これらのスキルは経営者にとって重要であり、元営業はそれらを持っていることが多いです。
成果主義: 営業は成果主義の職種であり、目標達成に向けて努力することが求められます。経営者には目標達成能力が必要であり、元営業はその点で有利です。
経営陣には元営業が多く在籍しています。
人脈の拡大
●営業職は、多くの人と接する機会があります。これにより、幅広い人脈を築くことができます。
これは、将来的に自分のビジネスを始めるときなどに大きな強みとなります。
以上のようなメリットから、未経験者でも営業職に挑戦する価値は十分にあると言えます。
「きつい」「やめとけばよかった」…未経験で営業になって後悔する人の特徴
●営業職に未経験から挑戦し、後悔する人には以下のような特徴があります。
- 自己管理能力が不足している
- コミュニケーション能力が不足している
- 問題解決能力が不足している
自己管理能力が不足している
●営業職は自分でスケジュールを管理し、目標を設定して達成する必要があります。
これは、仕事の進行をスムーズに進め、目標達成に向けて効率的に働くために必要なスキルです。
例えば、一日の営業活動を計画し、それに従って行動することで、時間を有効に使い、目標達成に近づくことができます。そのため、自己管理能力が不足していると、仕事の進行につまずき、ストレスを感じやすくなります。
自分で設定した営業目標を達成するためには、日々の営業活動を計画的に進める必要があります。
しかし、自己管理能力が不足していると、計画を立てること自体が難しくなり、結果的に目標達成に至らないことが多くなります。
営業歴が浅くてもコツコツやっていれば「突然!営業の神」が舞い降りてくることがあります。
キャリア関係なく、未経験でもいきなり大口の顧客をつかむことは「あるある話」です。
コミュニケーション能力が不足している
●営業職は人とのコミュニケーション(社内も含む)が中心の仕事です。
営業職は顧客(売る相手)ばかりがフォーカスされがちですが、社内でも関係各所にコミュニケーションが大切です!一時はトップセールスになれたとしても、会社の仲間を疎かにすると必ず転職するハメになります(いつかは、社内での居心地が悪くなります…)
顧客との良好な関係を築くためには、相手の立場を理解し、適切な言葉で伝える能力が求められます。
この能力が不足していると、顧客との関係構築に苦労し、結果的に営業成績にも影響を及ぼします。
例えば、顧客のニーズを正確に把握し、それに対する最適な提案をするためには、高いコミュニケーション能力が必要です。
しかし、この能力が不足していると、顧客のニーズを見落とし、顧客満足度が低下する可能性があります。
言葉巧みな人がコミュ力高い人ではありません!営業は顧客の話(ニーズ)をよく傾聴し共感できるコミュ力こそ必要です。
問題解決能力が不足している
●営業職では、「顧客の問題を解決するための提案=売上」となることが通常です。
だからこそ、問題解決能力=自分の問題だと思える共感力が重要です。
例えば、顧客が業務効率化を図りたいと考えている場合、その問題を解決するための最適なソリューションを提案する能力が求められます。
この能力が不足していると、顧客の問題を解決できないうえに、顧客満足度が低下します。
顧客の問題を的確に解決する提案ということは、結果的に営業成績に影響を及ぼす可能性があります。
商品知識が不足している
●営業職では、自社の商品やサービスについて深く理解し、それを顧客に伝えることが求められます。
そのため、商品知識をしっかりと習得することが重要です。
この知識が不足していると、顧客からの質問に対応できず、信頼を失う可能性があります。
例えば、自社の商品の特徴や利点、使い方などを顧客に説明するためには、商品知識が必要です。しかし、この知識が不足していると、顧客からの質問に対する適切な回答ができず、顧客からの信頼を失う可能性があります。
この営業の人、何もわかってないけど大丈夫かな…?
せめて「すぐにお調べしてお答えします!」と言ってくれればまだ救いがあるのにな…
商品知識は後からついてきます。但し全く学ぼうとする気持ちがなければ「その商品」の営業としては大成しないでしょう!最初から興味のある商材を扱っている会社を選びましょう!
以上のような特徴を持つ人が営業職に挑戦すると、「きつい…」「やめとけばよかった…」と感じる可能性が高いです。
しかし、これらのスキルは経験を積むことで身につけることが可能です。大丈夫!最初はみんな未経験です。
未経験でも営業職が向いている人の特徴(意外とどうとでもなります)
●営業職は、その性質上、人とのコミュニケーションが中心となる仕事です。
そのため、人と接することが好き(人間嫌いでなければOK!)で、相手のニーズを理解し、それに対する最適な提案をする能力が求められます。
また、自己管理能力も重要なスキルの一つです。
営業職は自分でスケジュールを管理し、目標を設定して達成する必要があります。
そのため、計画性と実行力が求められます。
ココだけの話!スキルがない人でも、普通に会社行って普通にお給料もらって普通に生活している人は多くいます。そこまで気を張らなくても大丈夫です!
実は企業次第(ホワイト企業)!営業職でも働きやすい!おすすめの会社の選び方
●営業職への未経験からの転職を成功させるためには、絶対にブラック企業に入社しないことです!
逆にブラック企業にさえ入社しなければ、後はどうとでもなります!(これ結構本当のことです!)
■【ちょっと待った!】入社前にブラック企業を見破る方法
詳細記事 ブラック企業求人のフレーズと特徴の見分け方!「あるある」に惑わされるな!
詳細記事 ブラック企業の見分け方【面接編】求人票の嘘、面接で見破ろう!
後は求人に応募する前に、以下のポイントを最低限でも、意識することが重要です。
- 社風と働き方教育
- 研修制度
- 福利厚生
社風と働き方
●企業の社風や働き方は、働きやすさに大きく影響します。
例えば、自由な発想を重視する企業では、新しいアイデアを出しやすい環境があります。
また、ワークライフバランスを大切にする企業では、仕事とプライベートの両立がしやすいでしょう。
自分の価値観に合った企業を選ぶことで、ストレスを感じずに働ける可能性が高まります。
これは長く続けられる職場を探すうえでメッチャ大事です!
教育・研修制度
●未経験から営業職に転職する場合、企業が提供する教育・研修制度は非常に重要です。
具体的な営業スキルだけでなく、商品知識や業界知識を学べる研修があるかどうかを確認しましょう。
例えば、新入社員研修で基本的なビジネスマナーや営業スキルを学べる企業や、OJT(On the Job Training)で先輩社員から直接指導を受けられる企業などがあります。
評価制度
●営業職の評価制度は、働きがいやモチベーションに直結します。
成果主義の評価制度がある企業では、自分の努力が評価され、報酬に反映されるため、やりがいを感じやすいです。
例えば、達成した目標の割合に応じてインセンティブが支給される制度や、顧客満足度などのKPI(Key Performance Indicator)に基づく評価制度があります。
中小企業のルート営業だと、上位の成績でも「社内での名声」は得ることができても、儲からない企業体質上、ダイレクトに賃金が反映されないこともあります。その代わり目標未達でもそこまで激詰めはないでしょう。
福利厚生
●企業の福利厚生も、働きやすさに影響します。
健康保険や退職金制度、育児支援など、自分のライフスタイルに合った福利厚生が整っている企業を選びましょう。
子育て支援制度が充実している企業では、産休や育休の取得がしやすく、子育てと仕事の両立が可能です。
イレギュラーな休日出勤をしなくていい企業。そして有給休暇のとりやすさも長く続けるには重要な要素です。
■ブラック企業出身者は転職に不利になる?
詳細記事 ブラック企業出身者だと転職できない?企業の本音!逆に重宝される!
営業が特に激務になりやすい業界5つ「とにかくきつい…」
●営業はどの業界でも厳しいこともある職種ですが、特に激務とされる5つの業界をピックアップしました。
それぞれの業界で営業がどのように「きつい」のか、詳しく見ていきましょう。
- IT業界
- 不動産業界
- 金融業界
- 製薬業界
- 広告業界
IT業界の営業職は「やめとけ…」?
●IT業界の営業職は、新しい技術やサービスが次々と登場するため、常に最新の知識を習得し続ける必要があります。
また、競争が激しいため、高い目標を達成するプレッシャーがあります。
さらに、顧客のITリテラシーが低い場合、技術的な説明が難しくなることもあります。
これらの要因から、IT業界の営業職は「とにかくきつい」と感じることが多いです。
IT業界の営業職は、その業務内容や対象となる製品・サービスにより、さまざまなタイプに分けられます。
以下に、主なタイプをいくつかご紹介します。
SES営業:SES(システムエンジニアリングサービス)営業
●SES営業は、ITエンジニアの派遣やプロジェクトの受託を行う営業活動です。
顧客のIT課題をヒアリングし、最適なエンジニアやソリューションを提案します。
このため、ITの専門知識だけでなく、人材マネジメントのスキルも求められます。
また、プロジェクトの進行管理や品質管理も重要な業務となります。
自社にITエンジニアが在籍していないSESはマジでやめときましょう!案件もないし売る商品もないのと同じですから苦労しかしません!しかも儲からないのですぐに辞めることになります、
システム販売営業
●自社が開発したソフトウェアやハードウェアの販売を行う営業活動です。
顧客のビジネス課題を理解し、自社製品の特長やメリットを説明して、顧客に最適なソリューションを提案します。
このため、製品知識と説得力が求められます。
また、新製品のローンチやアップデートに対応するための迅速な情報収集能力も重要です。
ソフトウェアライセンス営業
●自社が開発したソフトウェアの使用許可(ライセンス)を販売する営業活動です。
顧客のビジネス課題を理解し、自社製品の特長やメリットを説明して、顧客に最適なソフトウェアを提案します。
ITコンサルティング営業
●顧客のビジネス課題を解決するためのITソリューションを提案する営業活動です。
顧客のビジネスプロセスを理解し、それに最適なIT戦略を提案します。
クラウドサービス営業
●企業のITインフラをクラウドへ移行することで、より効果的なビジネス運営を促進する重要な役割を担っています。
具体的には以下のような職種が存在します。
- インサイドセールス: マーケティングによって獲得した見込み顧客(リード)に対してアプローチし、商談アポまでつなげる役割です。
- フィールドセールス: インサイドセールスが商談化した見込み顧客に対して、訪問やオンラインで自社SaaSを提案し成約させる役割です。
- カスタマーサクセス: 無事に自社SaaSの導入が決定したら、顧客がSaaSを使いこなし、効果を最大限に感じてもらうために支援する役割です。
クラウドサービスの営業職のやりがいとしては、「顧客企業の良い変化」を目の当たりにできることが挙げられます。
具体的には、「いままで非効率だった作業が自社SaaSを導入することで効率的になり残業が減った」「見えなかったものが可視化され会社の課題が浮き彫りになり効果的な改善策が打てた」など、顧客企業が良い方向に変化していくのがわかり、それが大きなやりがいに繋がるはずです
■SaaS業界の営業職は、まだまだ経験者が少ない職種だからこそ、
業界未経験からも転職が可能です!
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やっぱりITは営業よりも現場で働きたい!
■フリーター・第二新卒➡無料でスキルついてITエンジニアになれる方法!
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不動産業界の営業職は「やめとけ…」?
●不動産業界は、土地や建物にかかわる業界です。
日本における不動産の歴史は古く、江戸時代から長屋や荘園などで不動産取引が行われていました。
不動産業界は多様なビジネスモデルを持ち、不動産開発、流通、賃貸、投資、管理などがあります。
- 不動産開発: 土地を取得し、オフィスビルや商業施設、分譲マンションなどを開発して収益を上げるビジネス。
- 不動産流通: 売りたい土地や建物と買いたい顧客の間で取引を仲介する事業。
- 不動産賃貸: 住宅やオフィスビル、商業施設などの不動産を賃貸して収益を得るビジネス
- 不動産投資: 不動産収益を証券化し、投資家から集めた資金でビルや集合住宅を購入・運用するビジネス。
- 不動産管理: ビルや施設のメンテナンスや清掃を代行し、不動産の価値を維持向上させるビジネス
不動産と言ってもどのビジネスかによっても。営業の難易度やアプローチ方法が異なります。
●不動産業界の営業職は、物件の仕入れから販売まで幅広い業務を担当するため、激務になりやすいです。以下に、具体的な業務内容と困難な点を詳しく説明します。
物件の仕入れ
●新たな物件を見つけるために、広範なエリアを回る必要があります。
これには、地元の不動産業者やオーナーとのネットワーキング、オンラインや新聞の広告をチェックするなど、多くの時間と労力が必要です。
顧客のニーズに合った物件の選定
●顧客のニーズ(例えば、予算、立地、間取りなど)に合った物件を見つけるために、市場の動向を常に把握し、多数の物件情報を比較・分析する必要があります。
物件の価格交渉
●物件の価格は、市場の動向や物件の条件により変動します。顧客に最適な価格を提示するためには、適切な価格交渉スキルが求められます。
契約手続き
●物件の購入や賃貸には、多くの契約手続きが伴います。これには、契約書の作成、重要事項説明、契約金の管理など、細かい業務が多く、ミスが許されません。
アフターサービス:
●契約後も、物件の管理やトラブル対応など、顧客からのさまざまな要望に応える必要があります。
売ること以上に、物件の瑕疵(欠陥)に対するクレーム対応や、契約解除の交渉などもしんどいでしょう。
■漫画やドラマで話題の「正直不動産」に影響を受けた人は!
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金融業界の営業職は「やめとけ…」?
金融業界の営業職は、その業務内容や対象となる金融商品により、さまざまなタイプに分けられます。
以下に、主なタイプをいくつかご紹介します。
投資失敗による顧客のクレーム対応や、金融商品の説明に対する顧客の理解度の低さなどがあります。
銀行営業
●銀行の営業職は、預金、ローン、投資信託などの各種金融商品を顧客に提案します。
また、企業向けの営業では、融資や資金運用の提案を行います。
顧客の資産状況やニーズを理解し、最適な金融商品を提案するため、高いコミュニケーション能力と金融知識が求められます。
銀行営業では、低金利時代の中での預金増加の提案が難しくなっています。
証券営業
●証券会社の営業職は、株式、債券、投資信託などの証券商品を顧客に提案します。
また、IPO(新規公開株)の案内や、株式市場の動向に関する情報提供も行います。
市場の動向を常に把握し、リスクとリターンを考慮した投資提案をするため、高い専門知識と分析力が求められます。
証券営業では、株価の変動や経済情勢の影響を受けやすいため、顧客への適切な情報提供が求められます。
保険営業
●保険会社の営業職は、生命保険や損害保険などの保険商品を顧客に提案します。
顧客のライフステージやリスク状況を理解し、最適な保険商品を提案するため、高いコミュニケーション能力と保険知識が求められます。
保険?いらないわ…親戚で保険屋がいるからそこで加入しているから…ごめんなさいね。
保険ですか?う~ん…まだいらないかな。結婚して子供ができたらお願いしますね。
保険営業では、保険商品の複雑さからくる顧客の理解度の低さや、保険加入の意識の低さが課題となります。
製薬業界の営業職は「やめとけ…」?
●製薬業界の営業職は、その業務内容や対象となる医薬品により、さまざまなタイプに分けられます。
以下に、主なタイプをいくつかご紹介します。
これらの営業職は、それぞれに異なる課題と特性があります。
MR(医薬情報担当者)
●MRは、医師や薬剤師などの医療従事者に対して、自社の医薬品の情報を提供し、その使用を促進する役割を果たします。
MRは、医薬品の効果や副作用、適応症などの詳細な知識を持つ必要があります。
また、新薬の承認申請や販売に向けた活動も行います。
MRの業務は、医療機関への訪問が中心であり、医師の診療時間に合わせた早朝や夜間の訪問、長時間の移動などが求められることもあります。
MRは医師の多忙なスケジュールに合わせるため、自身も早朝や深夜、休日の訪問を余儀なくされることがあります。
製薬企業の営業
●製薬企業の営業職は、主に医薬品の卸売業者や大手ドラッグストアなどに対して、自社の医薬品を販売する役割を果たします。
顧客との長期的な関係を築くために、マーケティング戦略の立案や販売促進活動の実施なども行います。
これは製薬会社だけでなく、他商材のメーカー営業でも同様に競合他社との厳しい競争に直面することが多く、販売目標達成のための高いプレッシャーがあります。
CRO(臨床試験受託機関)の営業
●CROの営業職は、製薬企業からの臨床試験の受託を目指して活動します。新薬の開発プロジェクトを成功に導くため、製薬企業のニーズを理解し、最適な臨床試験デザインを提案します。
CROの営業は、製薬企業の多様なニーズに対応するため、広範な知識と柔軟な思考が求められます。
広告業界の営業職は「やめとけ…」?
●広告業界の営業職は、その業務内容や対象となる広告商品により、さまざまなタイプに分けられます。
広告効果が出なかった場合のクレーム対応や、広告主の予算制約による交渉などがあります。
以下に、主なタイプをいくつかご紹介します。
メディア広告営業
●メディア広告営業は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアスペースを広告主に販売する役割を果たします。
広告主のニーズを理解し、最適なメディアプランを提案します。
また、広告効果の分析や改善提案も行います。
デジタル広告営業
●デジタル広告営業は、ウェブサイトやSNSなどのデジタルメディア上での広告スペースを広告主に販売します。
広告主のニーズを理解し、最適なデジタル広告プランを提案します。
また、広告効果の分析や改善提案も行います。
求人広告営業
●求人広告営業は、企業の採用活動を支援するための求人広告を提案します。
企業の採用ニーズが多様であるため、それに応じた柔軟な提案が求められます。
また、応募者の反応や採用結果の分析も行います。
未経験からも採用されやすいのが求人広告営業です。しかし広告業界の中ではテレアポ中心で顧客を開拓する会社だとしんどいかもです。
営業職が未経験の人におすすめ!営業の求人が豊富な転職エージェント
■20代の今だからやっておきたい営業職【完全無料】
●営業職に未経験から就業したい人にとって、転職エージェントは非常に有用なツールです。
なぜなら、転職エージェントは、プロの視点から、あなたに最適な求人を提供してくれるからです。
「未経験×営業×やめとけ」このような考えを持つ方もいるかもしれませんが、転職エージェントを利用することで、自分に合った営業職を見つけることが可能です。
また、転職エージェントは、求人の情報だけでなく、企業の雰囲気や働き方についての情報も提供してくれます。
これにより、ブラック企業を避けることも可能になります。
ブラック企業かどうか不安なら転職エージェントに相談するのがオススメ
● 「ブラック企業にだけは入社したくない!」「もしかしたら騙されてブラック求人に応募してしまうかも…」と不安な人は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェントは、企業の内部情報を持っているため、ブラック企業を見抜くことができます。
また、転職エージェントは、あなたの希望や条件に合った求人を探してくれます。
これにより、あなた自身が時間と労力をかけて求人を探す必要がなくなります。
以上のことから、営業職に未経験の方でも、転職エージェントを利用することで、自分に合った求人を見つけることができると言えます。
また、ブラック企業を避けるためにも、転職エージェントの利用は有効です。
営業職に興味がある人は、一度転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
■元ブラック企業で、短期で辞めてしまった人は!
詳細記事 ブラック企業出身者だと転職できない?企業の本音!逆に重宝される!
フリーター・第二新卒➡未経験の営業職|よくある質問と回答
A: 営業職は、商品やサービスを顧客に説明し、販売を促進する仕事です。新規営業や反響営業、受付営業、ルートセールスなどさまざまな種類があります。
営業職は、コミュニケーション能力や目標達成意欲が求められます。
【新規営業】
新しい顧客を獲得するために、アプローチや提案を行います。
電話や訪問などで、商品やサービスの魅力を伝えます。
【反響営業】
顧客からの問い合わせやリクエストに対応します。
質問に答えたり、商品の詳細を説明したりします。
【受付営業】
既存の顧客からの注文や問い合わせを受け付けます。
注文の確認や納期の調整などを行います。
【ルートセールス】
既存の顧客を定期的に訪問して、商品の再購入や新商品の提案を行います。
営業職は顧客との信頼関係を築くことが重要です。
営業職は、コミュニケーション能力や目標達成意欲が求められる仕事です。自分の興味や適性に合った営業職を探してみてくださいね!
A: はい、営業職は未経験者歓迎の求人が多く、フリーターからの転職に適しています。自社製品の知識や意欲があれば、充分に就職の可能性があります。
A: 営業職は歩合性やインセンティブ制度があり、売り上げによって給与が変動します。頑張り次第で収入を上げることができるメリットがあります。
※目標数字が達成できなくても激詰めされない会社も多くありますが、そういった会社は成績優秀でもインセンティブ(報奨金)がないことが多いです。
A: コミュニケーション能力があり、人と接するのが得意な方。また、目標に向かって努力できる意欲がある方が向いています。
※高額な商品になればなるほど、口が上手な人よりも聞き上手な営業の方が、売れている人が多いなんてこともあります。
A: 営業職は将来性があり、もし転職するにしても、つぶしがきく職種です。
また成果主義で給与を上げられるメリットがあります。
詳細記事 20代の転職成功術!キャリアアップできる転職先と業界解説
A: 営業職以外にも、接客業やアルバイト経験を活かせる職業があります。他にも事務職、IT関連の仕事などがあります。自分のスキルや興味に合った職業を探してみてください。
詳細記事 未経験からでも挑戦できる!営業以外のおすすめ職種16選
まとめ
詳細記事 20代のフリーターはやばい?第二新卒カードは永久不滅ではない現実…
● 「未経験で営業職はやめとけ!」という声がある一方で、営業職には未経験者でも挑戦できる豊富な魅力があります。
【営業職のデメリット】
- ノルマのプレッシャー: 営業職は成果を数字で示すため、ノルマが厳しく感じられることがある
- 顧客対応: クレーム対応などのストレスがある。
- 残業: 自分で労働時間をコントロールできないため、残業が多くなる。
【営業職の魅力】
- スキルアップの機会: 未経験者でも成長できる環境が多い。
- 成果が明確: 営業の成果は数字で評価されるため、自分の頑張りが一目瞭然。
- 高収入の可能性: 年収1000万円以上の営業職も多く、収入のチャンスが広がる。
- キャリアアップのチャンス: 営業職はステップアップの機会が豊富。
- 人脈の拡大: 顧客や同僚とのつながりが広がる。
ブラック企業でなければ、世間で言われるほど営業職はきつくないと思います。
転職エージェントを利用して、自分に合った営業職を探してみるのも良いですね。
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