生活残業しないと飯が食えない人の末路…その先にある厳しい現実
こんにちは、PAPAOです。
- 「残業代がないと生活できない…」
- 「基本給だけじゃ家賃も払えない…」と毎日不安に思っていませんか?
私も工場で働いていた時期があるのですが、周りには生活残業に依存している人がたくさんいました。
毎日残業するなら、その残業代を払う代わりにもう一人雇ってほしいと、残業嫌いの私は思っていました。
まあ、残業代が出ない会社も多いから、すべての会社で声高には言えないのですけどね。
関連記事「1分も残業したくない」はわがまま?甘え?実は残業しない人こそ最強キャラ
でも正直言って、その人たちの末路は本当に悲惨だったのです。
「今月も残業代で何とかしのいだ」と安心しているかもしれませんが、それは完全に危険な状況なのですよ。残業ありきの生活設計は、いつか必ず破綻するのです。
まあ、残業代が出るだけマシと言えばマシなのですけどね。世の中にはサービス残業が当たり前の会社もありますから。でもそれで安心していてはダメです。
今回は、生活残業を続けた人の末路がどれだけヤバいかを徹底的に解説します。そして20代のあなたが、なぜ今すぐ行動すべきなのかもお話しします。
悩んでいるだけでは何も変わりません。現実を知って、今すぐ動き出しましょう。
生活残業とは?残業代依存の危険な働き方の実態

●まず最初に、あなたが今置かれている状況がどれだけ危険かを理解してもらいましょう。
生活残業とは、生活費を確保するために意図的に残業時間を増やす働き方のことです。基本給が低すぎて、残業代なしでは普通の生活ができない状態ですね。
「別に悪いことじゃないでしょ?働いているのだから」と思っている人もいるかもしれませんが、これがとんでもない落とし穴なのです。
本音を言うと、生活残業している人はズルして稼いでいるようなものなのですよ。本来なら定時内で終わる仕事をダラダラやって残業代をもらっているのですから。

これは業務量が多くて仕方なく残業する通常のケースとは全く違います。
生活残業が発生する職場の問題点
では、そもそもなぜ生活残業が必要になるのか考えてみましょう。
一番の原因は、企業側の給与体系の問題です。
基本給を異常に低く設定して、残業代で帳尻を合わせる仕組みなのです。手取り15万円とかで「残業すれば22万円になるから」みたいな会社、ありますよね?

これは完全に労働者を搾取する仕組みなのです。
でも労働者側も「残業代もらえるからいいや」と思考停止しているのです。どっちもどっちです。
上司や人事が部下の業務量を適切に管理していない証拠でもあります。まあ、管理する気がないと言った方が正確かもしれませんが。
そして残業の申請や許可制度が緩い会社も要注意です。
誰でも簡単に残業できる環境だと、生活残業する人が必ず現れます。人間は楽な方に流れる生き物ですからね。
本来の残業と生活残業の決定的な違い
ここで重要なのが、本来の残業と生活残業の違いを理解することです。
本来の残業は、業務量が多い時期や緊急時に発生する一時的なものです。目的がハッキリしていて、効率的に仕事を進めるための時間なのです。
でも生活残業は違います。お金が目的で、わざと仕事を遅くやったり、必要のない作業をダラダラと続けたりするのです。トイレ休憩を異常に長くしたり、ネットサーフィンしたり、スマホをいじったり…
正直言って、これは詐欺に近いですよね。でも当事者は「働いているのだから悪くない」と開き直っているのです。

あなたも心当たりありませんか?定時で帰れる仕事を、わざと遅くまでやっていること。
生活残業する人の悲惨な末路を徹底解説

●さあ、ここからが本題です。生活残業を続けた人たちの末路を見ていきましょう。
正直言って、想像以上に地獄ですよ。私も何人か見てきましたが、本当に気の毒でした。
働き方改革による残業規制で収入激減の現実
まず最初に直面するのが、働き方改革による残業時間の上限規制です。
2019年から時間外労働に厳しい上限が設けられて、企業は残業管理を徹底するようになりました。
月80時間残業していた人が、いきなり月30時間に制限されたらどうなると思います?
単純計算で年収が150万円近く下がるのです。住宅ローンや車のローン、子どもの教育費…

今まで残業代で支払っていたものが全部払えなくなります。
「まさか自分の会社は大丈夫」と思っています?甘いですよ。労働基準監督署の監査が入ったら、どの会社も残業規制を守らざるを得ないのです。
私が知っている人で、残業規制のせいで住宅ローンが払えなくなって家を手放した人もいます。本当に悲惨でしたね。
キャリアもスキルも積み上がらない恐怖
次に待っているのが、転職市場での価値ゼロという現実です。
生活残業している人は、基本的に時間を引き延ばしているだけなのです。効率化やスキルアップなんて全然考えていないから、何年働いても成長しないのですよ。
30代になって転職しようと思っても、面接官から「この人は何ができるのだろう?」と思われるだけです。残業時間が長いことなんて、何のアピールにもならないですからね。
転職回数が多い人の末路も悲惨ですが、生活残業しかしてこなかった人の末路はもっと悲惨です。転職すらできないのですから。
結果的に、今の会社にしがみつくしかなくなります。でもその会社も、生産性の低い社員はリストラの対象になりやすいのです。

完全に詰んでいますよね…
体調不良とプライベート崩壊の連鎖
さらに深刻なのが、健康とプライベートへの影響です。
毎日長時間労働を続けていると、確実に体を壊します。腰痛、肩こり、眼精疲労は当たり前。最近はメンタルヘルスの問題も深刻で、うつ病や不眠症になる人が本当に多いのです。
そうなると今度は医療費がかかるようになります。残業代で稼いだお金が、病院代や薬代で消えていくのですよ。本末転倒もいいところです。
さらに家族関係も悪化します。毎日遅く帰ってきて、休日も疲れて何もしない。子どもとの時間も取れないし、夫婦の会話も減ります。
職場の人間関係に疲れたなんて言っている場合ではないのです。家族関係まで壊したら、もう取り返しがつきませんよ。
関連記事 職場の人間関係に疲れた新卒必見|入社1ヶ月でも使える5つの改善方法
告発やクビのリスクも現実的に
最近は内部通報制度も整備されてきて、生活残業している人が同僚に告発されるケースも増えています。
「あいつはいつも無駄に残業して残業代を稼いでいる」と通報されたら、会社側も調査せざるを得ないのです。そうなると最悪の場合、懲戒処分やクビになる可能性もあります。
まあ、正直言って同僚からしたら迷惑な話ですからね。自分はサッサと帰りたいのに、生活残業している人がいると帰りづらい雰囲気になるのです。
ブラック企業の辞め方なんて調べている場合ではないのです。あなた自身がブラック社員になってしまっているかもしれませんよ。
関連記事 ブラック企業の最強の辞め方!退職代行なら当日の朝でも辞められる!
将来の年金や退職金にも悪影響
意外と知られていないのが、将来の年金や退職金への影響です。
退職金については、基本給のみを算定基準とする会社が多く、残業代は含まれないケースがほとんどです。つまり、残業代で生活していても、退職金には反映されないのですよ。
年金については残業代も含めて計算されますが、問題はその後です。
働き方改革で残業規制が厳しくなって収入が下がると、それ以降の年金保険料も下がってしまいます。

つまり一時的に多く払えても、長期的には低い年金額になってしまう可能性が高いのです。
定年後に「あれ?思ったより年金少ない…」と気づいても、もう手遅れです。老後も働き続けなければならない状況になってしまいます。
今の苦しさをしのぐために残業代に頼っていたら、将来もっと苦しくなるなんて、本当に馬鹿らしいですよね。
20代が生活残業から脱出すべき緊急性

●ここまで生活残業の末路を見てきましたが、特に20代のあなたには今すぐ脱出してほしいのです。
なぜなら、20代は人生で最も重要な時期だからです。ここで失敗すると、本当に取り返しがつきません。
第二新卒の転職市場価値は今がピーク
まず知っておいてほしいのが、20代の転職市場での価値の高さです。
企業側から見ると、20代はポテンシャル採用の対象なのです。今のスキルよりも将来性を評価してもらえるから、未経験の業界でも転職できる可能性が高いのですよ。
でも30代になると話が変わります。即戦力としてのスキルや実績を求められるようになるのです。その時に生活残業しかしてこなかった人は、本当に厳しい状況になります。
第二新卒の転職のカードが使えるのは今だけです。この機会を逃したら、もう二度と来ませんよ。
私(PAPAO)も20代の頃はフラフラしていましたが、今思うと本当にもったいなかったです。あの時もっと真剣に将来を考えておけば、こんなに転職を繰り返すこともなかったでしょうね。
基本給アップによる複利効果の威力
次に考えてほしいのが、長期的な収入への影響です。
例えば、25歳で基本給20万円の会社から基本給28万円の会社に転職したとします。月8万円の差は、年間96万円の差なのです。
でもそれだけではありません。昇給率も基本給が高い会社の方が良いことが多いし、賞与の算定基準も違います。10年後、20年後を考えると、収入差は1000万円以上になることも珍しくないのです。

これが複利効果です。若いうちの転職が、将来の人生を決定づけるのです。
転職で年収が下がったなんて嘆いている人もいますが、それは転職の仕方が間違っているからです。きちんと戦略を立てれば、年収は必ず上がります。
■転職で年収が上がるも下がるも、やり方次第。成功と失敗の分かれ道を知っておきましょう。
関連記事 転職で年収が下がった私の失敗と教訓…しくじり先生 俺みたいになるな!!
関連記事「転職で年収が上がりすぎて怖いw」と言いたい!年収アップの秘訣
スキルアップの黄金期を無駄にするな
最後に、20代はスキルアップの黄金期だということを忘れないでください。

この時期に身につけたスキルや経験は、一生の財産になります。
IT技術、マーケティング、語学、マネジメント…将来性のあるスキルを身につけられる環境に身を置くべきです。
でも生活残業している会社にいると、その貴重な時間を完全に無駄にしてしまいます。ダラダラと残業しているだけで、何のスキルも身につかないのです。
20代の時間は本当に貴重です。無職からの転職だって、20代なら全然可能なのです。でも30代になってからでは、本当に厳しくなりますよ。
■ITエンジニアに興味があるけど未経験で不安な方は、現実的なスタート方法をこちらで解説しています。
詳細記事 「未経験からITエンジニアはやめとけ!」落とし穴と0から学ぶポイント
以下の転職エージェントはすべて無料で使えます!お金は一切かかりません。
基本給が高い会社への転職を成功させる方法

●それでは具体的に、どうやって基本給の高い会社に転職すればいいのかを解説します。
一人で転職活動するのは効率が悪いし、失敗する可能性も高いです。プロの力を借りるのが一番確実ですよ。
転職エージェントが持つ非公開求人の威力
まず最初におすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。
転職エージェントは、一般には公開されない非公開求人をたくさん持っているのです。特に基本給の高い優良企業の求人は、ほとんどが非公開なのですよ。
なぜかというと、条件の良い求人を公開すると応募が殺到して、選考が大変になるからです。だから信頼できる転職エージェントにだけ、求人を依頼するのです。
自分で求人サイトを見ているだけでは、本当に良い求人には出会えません。プロのネットワークを活用しないと損ですよ。
転職エージェントの断り方なんて調べている人もいますが、それは使い方を間違っているからです。正しく活用すれば、転職エージェントは本当に心強い味方になります。
■転職エージェントで嫌な思いをした経験がある方は、上手な対処法を知っておくと安心です。
関連記事 転職エージェントの賢い断り方|うざい・いらない時の上手な対処法
20代特化エージェントで未経験転職を成功させる
特に20代のあなたには、20代特化の転職エージェントをおすすめします。
関連記事 第二新卒の転職エージェント選び方|元29社転職の採用担当が暴露する裏事情
20代特化のエージェントは、第二新卒や若手社員の転職に特化しているから、企業側のニーズを熟知しているのです。
「未経験だけど伸びしろがある人材が欲しい」という企業とのパイプが太いのです。
だから生活残業しかしてこなかった人でも、ポテンシャルを評価してくれる企業を紹介してもらえる可能性が高いのです。
ハローワークの求人なんかと比べると、質が全然違います。一般的な転職エージェントだと相手にされないような人でも、20代特化なら親身になってサポートしてくれますよ。
■ハローワークにも意外なお宝求人が眠っていることがあります。
見極め方を知りたい方はこちらをチェック。
ハローワークはろくな求人がない?実態と、メリットを活かせる人の特徴
面接対策で残業が多い理由を適切に説明する
面接では「なぜ残業が多かったのですか?」「残業時間はどの程度でしたか?」といった質問をされることがあります。
正直に「お金が欲しくて残業していました」なんて言ったら、確実に落とされます。
でも「業務の品質を保つため、最後まで責任を持って取り組んでいました」とか「チームの進捗状況を把握してから帰るよう心がけていました」といった説明なら印象が全く違いますよね。
さらに「今後は効率化を意識して、限られた時間でより高い成果を出したいと考えています」と改善意欲をアピールできれば完璧です。

このあたりの面接対策も、転職エージェントがしっかりとサポートしてくれます。
一人で考えていると思いつかないような、効果的なアピール方法を教えてくれるのです。
面接で落ちまくる人の多くは、準備不足が原因です。
転職は本当に一人でやるものではないのですよ。プロの力を借りて、確実に成功させましょう!
■面接でドキッとして変な汗をかきたくない方は、こちらで鉄板の回答パターンを覚えておきましょう。
詳細記事 転職面接で落ちまくる人必見!答えにくい質問11選と対策法
まとめ|生活残業の末路は地獄!20代は今すぐ転職しよう

ここまで生活残業の末路について詳しく解説してきました。
結論として言えるのは、生活残業なんて百害あって一利なしということです。残業代に依存した生活は、必ず破綻します。
働き方改革で残業規制が厳しくなる中、生活残業している人の末路は本当に地獄なのです。
キャリアも積み上がらない、スキルも身につかない、健康も害する、家族関係も悪化する、告発やクビのリスクもある…良いことなんて一つもありません。
特に20代のあなたは、今すぐ基本給の高い会社に転職することを強くおすすめします。第二新卒として評価してもらえる今のうちに、将来性のある会社に移るべきです。
そのためには、転職エージェントを活用するのが一番確実です。特に20代特化のエージェントなら、あなたのポテンシャルを正しく評価してくれる企業を紹介してくれます。
人生は一度きりです。生活残業で貴重な20代を無駄にしている場合ではないです。
悩んでいる時間があったら、今すぐ行動してください。明るい未来は、あなたが動き出した瞬間から始まります。
私(PAPAO)みたいに短期離職を繰り返すような人生を歩まないためにも、最初の転職でしっかりと基盤を築いてください。