「フリーター 転職エージェント」で検索して、12選、16選、23選と並んだ記事を何本か開いた。どこを見ても同じ名前が出てくるのに、結局どれに登録すればいいのか決まらないまま、このページにたどり着いたのだと思います。
登録先は5社に絞れます。目的別の振り分けは、このすぐ下の章にまとめました。
ただ、その前にひとつだけ知っておいてほしいことがあります。フリーターの転職エージェント選びで結果を分けるのは、サポートの手厚さでも求人数でもありません。自分がそのエージェントのメインターゲットに入っているかどうかです。
ここを外したまま登録すると、数日後に「現在ご紹介できる求人がございません」というメールが届いて終わります。

どこも「フリーター歓迎」って書いてあるけど、そんなに違うものなの?
違います。対象になる年齢も、対応しているエリアも、持っている求人の中身も、会社ごとにまるで別です。同じ「フリーター歓迎」でも、アルバイト経験しかない人を前提に組まれている会社と、正社員経験がある人向けの求人しか持っていない会社があります。
私(PAPAO)は、27歳になる直前までアルバイトで食いつないでいました。正社員になってからも合わない会社を辞めては入りを繰り返して、その数は何十社になります。そして今は採用する側にいて、エージェントに年収の3割前後の紹介料を払うかどうかを判断しています。
断られる側の気持ちと、断る側の計算。その両方から、20代のフリーターが登録すべき5社と、登録する前に確認すべきことをまとめました。
- フリーターが登録すべき転職エージェント5社と、目的別の選び分け
- 大手のエージェントで相手にされない構造的な理由
- 対象年齢・対応エリアなど、登録前に確認したい4つの基準
- 事務職・営業・ITなど、職種別にどこを使うべきか

まずは結論から、どの5社に登録すればいいかをお見せします。
- 結論|フリーターにおすすめの転職エージェント5社|正社員を目指すならこの順で登録
- フリーターが大手の転職エージェントで相手にされない理由|求人がないのではなく枠が違う
- フリーター向け転職エージェントの選び方|登録前に確認したい4つ
- フリーターにおすすめの転職エージェント5社|口コミと採用担当の評価
- 【職種別】フリーターから正社員を目指せる仕事と、エージェントの当て方
- 【状況別】正社員経験なし・短期離職・空白期間があるフリーターの進め方
- フリーターが転職エージェントに登録する前に用意しておく2つのこと
- フリーターの転職エージェントについてよくある質問
- まとめ|フリーターが正社員になれるかは、どのエージェントに登録するかで決まる
結論|フリーターにおすすめの転職エージェント5社|正社員を目指すならこの順で登録

結論から言います。正社員経験がゼロでも、20代のうちなら登録して話が進む会社はあります。
次の5社です。
1社だけ選ぶなら第二新卒エージェントneo|正社員経験なしのフリーターが対象
どれか1社だけ、と言われたら第二新卒エージェントneoです。理由は単純で、正社員経験のない20代を本来の客として扱っているからです。既卒・フリーター・中退といった経歴が、断る理由ではなく前提になっている数少ないエージェントです。
対象は18〜28歳。ここに入っているなら、最初の1社はここで問題ありません。
\バイトを続けながら、正社員の求人だけ見せてもらう/
18〜28歳が対象。無料なので、今すぐ辞める気がなくても、どんな求人があるか聞くだけで大丈夫です。
年齢・目的別|フリーター向け転職エージェントおすすめ4社の選び分け
29歳を過ぎている人、希望がはっきりしている人は、そこに強い会社を選んだほうが早く決まります。振り分けはこうです。
- 28歳を過ぎている/接客・飲食・コールセンターから抜けたい → ツナグバ
- 正社員になったうえで年収も上げたい → キャリアスタート
- IT業界に興味がある・ブラック企業だけは避けたい → UZUZ
- 中卒・高校中退で門前払いが怖い → タネックス
5社の条件をまとめると次のとおりです。
| エージェント | 対象年齢 | 強み | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 第二新卒エージェントneo | 18〜28歳 | 既卒・フリーター・中退の就職支援に特化 | 正社員経験がまったくない |
| ツナグバ | 18〜35歳 | 既卒・第二新卒・フリーターの内定率約85%(※2023年12月時点の公式発表) | 20代後半以降・アルバイトからの転換 |
| キャリアスタート | 〜35歳 | 年収アップ率83%(※公式サイト記載) | 収入を上げたい |
| UZUZ | 〜29歳 | IT系に強く、独自基準でブラック企業を排除 | 手に職をつけたい |
| タネックス | 18〜29歳 | 中卒・高校中退でも利用できる | 学歴で諦めかけている |
いずれも登録も相談も無料です。5社すべてに出す必要はありません。

1社に絞ったほうが、担当の人も本気になってくれるんじゃないの?
逆です。担当者は「決まりそうな人」から順に時間を使います。2〜3社に登録して、一番動いてくれる担当者をメインにするほうが結果が出ます。理由はこのあとの選び方の章で説明します。
とはいえ、5社を並べて「好きなのを選んで」で終わらせるつもりはありません。そもそもフリーターが大手のエージェントで相手にされないのはなぜなのか。ここを知らないままだと、次にどこへ登録しても同じことが起きます。
フリーターが大手の転職エージェントで相手にされない理由|求人がないのではなく枠が違う

大手の転職エージェントに登録したのに、数日後に「現在ご紹介できる求人がございません」というメールが届いた。あるいは登録したきり、何の連絡も来ない。フリーターから正社員を目指すときに、ほぼ全員が最初にぶつかる壁です。
これはあなたの能力を見て判断された結果ではありません。会う前の、事務的な選別で外れているだけです。理由は3つあります。
理由1|大手の求人は経験者向けで、未経験歓迎の求人が少ない
大手の総合型エージェントが扱っている求人は、その多くが経験者を前提にしています。未経験歓迎の求人も持ってはいますが、全体から見れば数が限られます。
つまり、紹介したくてもあなたに出せる求人が手元にない状態です。能力の話ではなく、単純に品揃えの話です。同じ経歴でも、未経験の人を主な客として扱っているエージェントに行けば、出てくる求人の数がまるで変わります。
理由2|紹介料の金額が、書類の見方を厳しくしている
ここは私が実際に払っている側なので、具体的に書きます。
エージェント経由で人を採用すると、企業はその人の想定年収のおおむね3割を紹介料として払います。年収300万円の人なら90万円前後です。求人サイトに掲載する費用とは桁が違います。
90万円を払って採るということは、その人に90万円分の価値を入社前に見込むということです。働いてもらってから判断するのではなく、書類と面接だけで決めないといけない。だから経験のない人ほど判断材料が足りず、慎重になります。
エージェント側もそれを分かっています。企業が渋りそうな経歴の人を紹介しても、決まらずに終わる。だから企業に出す前の段階で、自分たちで落としておく。これが「紹介できる求人がない」の中身です。
断られた理由をもっと細かく知りたい人は、こちらで7つに分けて書きました。
転職エージェントに断られる理由|年収3割の紹介料を払う側の本音
未経験の応募書類で、企業が実際に見ているところ
経験がない人の書類には、判断材料がほとんど載っていません。職務経歴の欄に書くことがないからです。だから採る側は、残った志望動機を読み込むことになります。
見ているのは熱意ではありません。この会社にだけ書いた文章になっているかどうかです。
どの会社にも出せる志望動機は、読めばすぐ分かります。業界の話しか書いていない、事業内容をなぞっただけ、成長したいで終わっている。こういう文章は、書いた本人が悪いというより、うちを調べていないという事実がそのまま出ているだけです。
逆に通る書類は、自分の経験と、この会社で働くことが一本につながっています。経験といっても職歴である必要はありません。アルバイトで何をしてきたか、そこで何を考えたか、それがうちのどの仕事につながると思ったのか。そこまで書いてあれば、経験がなくても読む価値のある書類になります。
これは書き方が上手いかどうかではなく、調べたかどうかの話です。経験で差がつけられないぶん、未経験の人が唯一自分で動かせるのがここになります。
理由3|担当者は「決まりそうな人」から順に時間を使う
エージェントの担当者は、その人の転職が決まったときだけ会社に報酬が入る仕組みで働いています。決まらなかった人にかけた時間は、丸ごと損失になります。
すると当然、早く決まりそうな人から順に時間を使うことになります。経験のない人は時間がかかると見られるので、後回しになりやすい。冷たいのではなく、そういう仕組みです。
大手は担当者ひとりが抱える登録者の数も多く、そのなかで順番待ちの後ろに並ぶと、連絡が来ないまま放置された状態になります。

じゃあフリーターは、どこに行っても同じってこと?
逆です。いま挙げた3つは全部、大手の総合型だから起きていることです。
フリーターがメインターゲットの場所なら、前提から変わる
フリーター・既卒・正社員経験なしの人を集めることを前提に運営されているエージェントがあります。
そこでは正社員経験がないことが、断る理由ではなく最初からの前提です。未経験歓迎の求人しか持っていないので、品揃えの問題が起きません。
企業側の見方も変わります。社会人経験が浅い人を採る企業は、即戦力を期待していません。前の会社のやり方が染みついていないぶん、自社のやり方を素直に覚えてくれる。そこに価値を置いて採っています。
登録する場所を変えるだけで、同じ経歴のまま結果が変わることは普通に起きます。
では、その「自分がメインターゲットになっている場所」をどう見分けるのか。次の章で4つの基準にまとめます。
フリーター向け転職エージェントの選び方|登録前に確認したい4つ
前の章で、落ちる原因は能力ではなく場所だと書きました。
では自分に合う場所をどう見分けるのか。順番に4つ確認してください。上から順に、外すと致命的な順に並べています。
基準1|自分が対象年齢に入っているか
最初に見るのはここです。フリーター向けのエージェントには、はっきりと年齢の上限があります。18〜28歳、29歳まで、35歳まで。サービスごとに線の引き方が違います。
上限を1歳でも超えていると、どれだけ意欲があっても扱ってもらえません。担当者の判断ではなく、そもそも社内の仕組みとして受けられないからです。
つまり「登録したのに連絡が来ない」の一定数は、ここで外れています。相性でも実力でもなく、線の外にいただけです。20代後半に差しかかっている人ほど、登録前に対象年齢を確認してください。
基準2|対応エリアに自分の住む地域が入っているか
次に見落とされやすいのがエリアです。20代向けの特化型エージェントは、求人を持っている地域が首都圏・関西・東海に偏っています。全国対応と書いてあっても、実際に紹介できる求人がその3エリアに集中していることは珍しくありません。
地方在住で「紹介できる求人がない」と言われた場合、経歴ではなくエリアの問題であることがかなりあります。対応エリアの広いところを選ぶか、転居を前提に相談するかで結果が変わります。
ちなみに、企業側から見ても遠方からの応募は扱いが難しいです。内定を出してから引っ越しが終わるまで待てるかどうかは、採る側の事情で決まります。急いで人を入れたい会社ほど、来られる時期が読めない人は選びにくい。上京を前提に受け入れている企業とマッチしないと、そもそも話が進みません。
基準3|未経験歓迎の求人を、どれくらい持っているか
「未経験歓迎」という言葉はどこのサイトにも書いてあります。
見るべきはその数ではなく、そのエージェントが正社員経験のない人を集めようとしているのか、経験者を集めようとしているのかです。
判断は簡単で、公式サイトに載っている利用者の事例を見てください。
アルバイトから正社員になった人の話が並んでいれば、そこは未経験の人を集めて企業に送る前提で運営されています。
逆に、経験を活かして年収を上げた事例ばかりなら、未経験向けの求人も一応あるというだけで、力を入れている場所が違います。
研修制度の有無も同じ見方ができます。入社後の研修や資格取得の支援を前面に出している会社は、未経験を採って育てる前提の求人を扱っています。
基準4|2〜3社に登録して、担当者を比べる
エージェント選びは、会社選びであると同時に担当者選びです。同じ会社でも担当者によって動き方はまったく違います。
そして前の章で書いたとおり、担当者は決まりそうな人から順に時間を使います。1社だけに登録して、そこで後回しにされると、待っている間は何も進みません。2〜3社に出しておけば、そのうち1人は動いてくれます。
複数登録はマナー違反でも何でもありません。担当者側も、求職者が他社にも登録していることは当然の前提で動いています。
合わないと感じたら担当変更も言えます。会社のサポート窓口に連絡するだけで、担当者本人に伝える必要はありません。
何社まで出していいのか、掛け持ちの伝え方に迷ったら。
転職エージェントの複数利用は何社がベスト?掛け持ちの正解を解説】

4つ全部を満たすエージェントって、あるの?
年齢とエリアさえ合っていれば、あとの2つ、つまり未経験向けの求人を持っているかと、複数登録して担当者を比べることは、20代特化型を選べば自然にクリアできます。
次の章で、5社それぞれの対象年齢と対応エリアを確認していきます。
\5社を見比べるのが面倒なら、選ぶところから任せられます/
求人ではなく、自分に合うエージェントを紹介してくれるサービスです。無料で使えます。
フリーターにおすすめの転職エージェント5社|口コミと採用担当の評価

ここからは5社を1社ずつ見ていきます。ネット上の口コミと、それを採る側から見たときにどう読めるかをセットで書きました。
対象年齢と強みの一覧は、冒頭の比較表に戻って確認してください。ここでは表に載せきれない中身を書きます。
第二新卒エージェントneo|正社員経験なしのフリーターが最初に登録する1社
運営は株式会社ネオキャリア。対象は18〜28歳で、既卒・フリーター・中退といった経歴の20代を集めることを前提にしたサービスです。
良い評判として多いのは、フリーターからでも就職できた、書類添削や面接対策が丁寧、相談しながら進められたというもの。
悪い評判として挙がるのは、連絡がしつこい、担当者によって対応に差がある、途中で連絡が途絶えたというあたりです(出典:キャリアアップステージ、キャリアトラス、みん評ほか)。
口コミサイトによって評価が割れているのも特徴で、みん評では辛口の評価が並ぶ一方、Googleマップの本社レビューは高評価に寄っています。

評価がバラバラだと、どっちを信じればいいのか分からないです。
この割れ方こそneoの性格だと思っています。
サポートが手厚いということは、連絡の回数も増えるということです。同じ対応が、親身だと感じる人にはプラスに、しつこいと感じる人にはマイナスに出る。つまり評価が割れるのは、それだけ担当者が動くエージェントだからです。
受け身で待ちたい人には合いません。使い倒す気で登録する人に向いています。
neoの評判をもっと詳しく知りたい人は、悪い口コミを一つずつ検証した第二新卒エージェントneoの評判はやばい?採用担当が悪い口コミを検証】も読んでみてください。
ツナグバ|28歳を過ぎたフリーターと、接客・飲食から抜けたい人に
運営は株式会社ツナグバ。対象は18〜35歳で、20代前半から半ばが中心層です。公式サイトによると、既卒・第二新卒・フリーターの内定率は約85%、入社半年後の定着率は95.2%(※いずれも2023年12月時点の公式発表)。
この記事で2番目に置いている理由は、受けられる人の幅です。neoは28歳、UZUZは29歳で線が引かれますが、ツナグバは35歳まで対象に入っています。20代後半で他が使えなくなった人の受け皿になります。
公式に載っている支援事例も、飲食店のアルバイトから営業職、パチンコ店から機械メーカー、美容師から一般事務といった顔ぶれです。いま接客や飲食のシフトに入りながら「このままでいいのか」と思っている人と、そのまま重なります。
面談の回数が平均5〜10回と多いのも特徴です(※2023年12月時点の公式発表)。裏を返せば、さっさと求人だけ見たい人には手数が多く感じるはずです。じっくり相談したい人向けだと考えてください。
\29歳を過ぎていても、正社員の相談ができます/
18〜35歳が対象。無料なので、いまのバイトを続けたまま、どんな正社員求人があるか聞くだけでも大丈夫です。
キャリアスタート|正社員になったうえで年収も上げたい人向け
運営はキャリアスタート株式会社。対象は35歳までで、20代のフリーター・未経験からの正社員就職に力を入れています。年収アップ率83%(※公式サイト記載)を掲げています。
良い評判で目立つのは、面接練習に何度も付き合ってくれた、アルバイト経歴からでも正社員になれた、LINEで気軽にやりとりできたというもの。
悪い評判は、面談のあと連絡が途絶えた、対応が遅いと感じたという声です(出典:ナビゲーターメディア、キャリア協会、morejobほか)。
ここの強みは面接対策の量です。
採る側から見ると、面接でちゃんと受け答えできる人は、それだけで一歩前に出ます。経歴が薄くても、話し方が整っているだけで印象が変わる。緊張で実力を出せずに落ち続けてきた人には、練習に付き合ってもらえること自体が武器になります。
連絡が途絶えたという口コミは、紹介できる求人がないときに起きがちです。止まったら自分から催促するか、他社と併用してリスクを分散してください。
\面接が苦手なままでは、経歴以前で落ちます/
35歳まで対応。無料です。練習に付き合ってもらうだけのつもりで使って構いません。
評判の中身はキャリアスタートの評判はやばい?口コミの真相を29社経験×採用担当の目線で検証】で細かく検証しています。
UZUZ|ブラック企業を避けたい人と、IT系に興味がある人に
運営は株式会社UZUZ。対象は29歳までで、既卒・第二新卒・フリーターに特化しています。独自の基準でブラック企業を除外していること、求人がIT・Web系に寄っていることが特徴です。
良い評判は、同じ目線で話を聞いてくれた、選考対策が充実していた、ブラック企業を避けられたというもの。
悪い評判は、求人がIT系に偏っている、地方の求人が少ない、担当者の言い方が厳しいというあたりです(出典:キャリアトラス、よりそい転職、すべらない転職ほか)。
言い方が厳しいという口コミは、アドバイザー自身に早期離職の経験がある人が多いことと無関係ではないと思います。耳に痛いことを言われるのが嫌なら合いませんが、同じ場所にいた人間だからこそ言える指摘は、聞く価値があります。
注意点は求人の偏りです。IT・Web以外の業界を強く希望しているなら、UZUZ単体では選択肢が足りません。他社との併用が前提になります。
悪い評判を一つずつ潰したUZUZはやばい・うざい?採用担当が「7つの悪い評判」を全部潰してみた】もあわせてどうぞ。
タネックス|中卒・高校中退で門前払いが怖い人に
運営は株式会社タネックス。対象は18〜29歳で、10代から20代の未経験層に特化しています。独占求人・非公開求人を多く持っていることを掲げています。
良い評判は、親身に相談に乗ってくれた、レスポンスが早かった、未経験でも求人を紹介してもらえたというもの。
悪い評判は、求人数が大手ほど多くない、担当者によって対応に差がある、電話の頻度や時間帯が気になるという声です(出典:挑戦する人生ブログほか)。
求人数で大手と比べると見劣りします。ただ、ここの価値は数ではありません。学歴で書類を通らなかった人が、まず話を聞いてもらえる場所として機能します。
単独で使うというより、他社と組み合わせて求人の幅を広げる使い方が向いています。
退会方法や電話の頻度が気になる人はタネックスの評判はやばい?退会・しつこい電話の真相と中卒OKの実態を解説を先に見ておくと安心です。
5社をどう組み合わせるか
全部に登録する必要はありません。年齢とエリアで残ったところから、2〜3社を選んでください。
組み合わせの目安はこうです。28歳以下なら、neoを軸にもう1社。
29歳以上ならツナグバとキャリアスタート。IT志望ならそこにUZUZを足す。
学歴で止められてきたならタネックスを入れる。
ここまでで、どこに登録するかは決まったはずです。次は、そこで何の仕事を狙うかの話をします。
未経験から入りやすい職種と、そうでない職種があります。
【職種別】フリーターから正社員を目指せる仕事と、エージェントの当て方

どこに登録するかが決まったら、次は何の仕事を狙うかです。
未経験から入りやすい職種と、人気があるのに枠が出にくい職種があります。ここを間違えると、応募しても通らない期間が長引きます。
事務職|人気は高いのに、そもそも枠が出にくい
フリーターから正社員を目指す人に一番人気があるのが事務職です。土日休み、残業が少ない、体力を使わない。避けたいものから考えると、真っ先に候補に挙がります。
ただ、未経験から事務に入るのは他の職種よりはっきり難しいです。理由は能力ではなく、求人の出方にあります。
採用担当として言うと、事務の募集は基本的に欠員補充です。誰かが辞めたときに、その穴を埋めるために出す。営業や製造のように「売上を伸ばすために人を増やす」という発想が働かないので、増員の枠自体がめったに立ちません。
実際、うちの東京の拠点は事務が2人で回しています。どちらかが休むともう一方に負担がかかるので、遠慮して有給を取りにくい状態が続いている。増員すべきなのは分かっていて、実際に募集をかけようとしたこともあります。それでも通りませんでした。人件費が出せないという理由です。事務を1人増やすかどうかは、社長と管理部門の両方の決裁が要ります。
つまり事務職は、募集が出た時点ですでに椅子が1つしかない状態です。そこに経験者も応募してきます。未経験で挑むなら、一般の求人サイトで正面から戦うより、事務職の求人を専門に集めているところを使ったほうが早い。
\バイトから事務職の正社員へ、専門で支援しているところがあります/
20代でフリーターの方が対象。東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫にお住まいの方が利用できます。無料です。
対象のエリアから外れている場合は、求人を持っている地域が広いツナグバか、全国に拠点があるneoで相談してください。事務にこだわらず職種を広げたほうが早く決まることもあります。
営業職|未経験がいちばん入りやすく、いちばん選べる
未経験から正社員になるルートとして、もっとも門が広いのが営業です。学歴も職歴もほとんど問われません。
理由ははっきりしていて、企業が常に人を欲しがっているからです。事務と違って、営業は増えればそのぶん売上が増える計算が立つ。だから欠員が出ていなくても募集をかけます。
私自身、いくつもの業界で営業をやってきました。正直に言えば、合わない会社では続きませんでした。それでも営業だけは、経歴がどうであれ次の入口が必ずありました。ここが他の職種と決定的に違うところです。
ただし、営業と一口に言っても中身は会社ごとに別物です。ノルマの重さも、扱う商品も、働く時間もまったく違う。入りやすいということは、そのぶん見極めが必要だということでもあります。
詳しくは未経験営業は本当に「やめとけ」なのか?第二新卒➡意外な魅力と成功のコツにまとめました。
IT・エンジニア|育てる前提の求人がある
IT業界は人手が足りていないので、未経験を採って育てる前提の求人が存在します。スキルが身につけば、その後の選択肢も広がります。
この分野を狙うならUZUZが向いています。求人がIT・Web系に寄っているぶん、そこを希望する人には強い。
一方で、期待だけで飛び込むと後悔もしやすい分野です。向き不向きがはっきり出るので、先に未経験からITエンジニアはやめとけ?増えすぎ・後悔の真相と成功する人の特徴を読んでから判断してください。
製造・介護・販売|学歴も年齢も問われにくい
製造、介護、販売、物流。このあたりは慢性的に人が足りていないので、学歴も職歴もほとんど見られません。とにかく早く正社員になりたいなら、現実的な選択肢です。
ただし、人が足りない理由は職種によって違います。単純に産業が伸びているから足りていないのか、辞める人が多いから常に募集しているのか。この見極めを外すと、また同じことを繰り返します。
「未経験歓迎」「アットホーム」の求人票が、実際は何を意味しているか?
ブラック企業求人あるある|やばい会社の特徴を採用側が解説】
ここまでが職種の話です。ただ、狙う職種が決まっても、自分の経歴で本当に通るのか不安な人は多いはずです。次は、正社員経験がない・短期離職がある・空白期間が長いという3つのケースについて書きます。
実は日本の労働市場、想像以上にヤバい状況なんです。業界によって差はありますが、どこも人材確保に必死。外国人材の活用も本格化してるレベル…
人手不足の実態や業界別の傾向について、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事も参考になります。
参考記事 日本における人材不足の原因とは?業界ごとの傾向も解説
特定技能外国人の人材紹介、登録支援ならスタッフ満足
株式会社スタッフ満足は、特定技能外国人の人材紹介から雇用後の定着支援(登録支援業務)まで、外国人の採用支援をトータルサポートしております。東南アジアを中心に人材紹介が可能で、日本全国、幅広い業種に対応しております。
【状況別】正社員経験なし・短期離職・空白期間があるフリーターの進め方

狙う職種が決まっても、自分の経歴で通るのかという不安は残ります。
ここではフリーターが面接で必ず突かれる3つのケースについて、採用側が実際に何を気にしているかを書きます。
正社員として働いた経験が一度もない
いちばん多いケースです。そして結論から言うと、20代であればこれ単体で落ちる理由にはなりません。
企業が20代の未経験を採るときに見ているのは、これまで何をしてきたかではなく、入ってから伸びるかどうかです。そもそも判断材料が他にないので、そう見るしかない。だから職歴の欄が空でも、面接での受け答えで十分ひっくり返せます。
気をつけるのは、卑屈になりすぎないことです。「何もしてきませんでした」と自分から言ってしまう人がいますが、聞いている側からすると、謙遜なのか本当に何もないのか判断できません。アルバイトで何をどれくらいやってきたのかは、事実として並べてください。
アルバイトのことなんて書いても意味がないと思って、手が止まっているなら
第二新卒・職歴なしの職務経歴書「書くことない・スカスカ」を採用担当が本音で解決する方法から先に読んでください。
短期離職を繰り返している
一度は就職したけれど、数か月で辞めてまたアルバイトに戻った。このパターンも珍しくありません。
採用する側が見ているのは、辞めた回数そのものより、次も同じ理由で辞めそうかどうかです。何社辞めたかより、なぜ辞めたのかと、今度は何が違うのかが説明できるかで判断が変わります。
ここで一つ、はっきり言っておきたいことがあります。私は数えるのが嫌になるくらい辞めてきました。入って2日で辞めた会社もあれば、3日で辞めた現場もあります。それでも、次の会社には入れてきました。断られた数なら、たぶん私のほうが上です。
どうやってそこから抜けたのかはプロフィールに全部書いています。
回数の伝え方に困っているなら
転職回数が多いと人生終わり?転職を繰り返す人の末路を29社辞めた採用担当が解説と、書類上の見せ方をまとめた履歴書の職歴省略はバレる?転職10回以上の書き方を採用担当が解説】を先に読んでおいてください。
空白期間が長い
アルバイトもしていない時期が続いた場合です。ここは正直に書くと、若い人ほど引っかかります。
理由は年齢です。20代は求人があって決まりやすい層なので、3か月以上空いていると「この間、何をしていたんだろう」と気になります。年配の人が同じ期間空いているのとは見方が違う。
ただ、うちの場合は面接で聞いて納得できれば通します。聞くこと自体は落とすための質問ではありません。逆に言えば、答えが用意できていないと、そこで止まります。
そしてもう一つ。面接官が質問をやめたからといって、納得したとは限りません。立ち入りにくい事情を出されると、それ以上は聞きにくいというだけで、疑問は残ったまま選考が進みます。
だから突っ込まれない答えより、突っ込まれても崩れない答えを用意したほうが、結果的に通ります。
伝え方の具体例は転職面接で空白期間を「リフレッシュ期間」と伝える方法|フリーター転職対策】にまとめました。

3つとも当てはまってたら、さすがにきつくない?
正社員経験がなくて、短期離職があって、空白期間も長い。この3つが全部当てはまっていても、20代ならまだ間に合います。
ただし、それぞれ聞かれたときの答えは用意しておく必要があります。次の章で、登録する前にやっておくことを2つだけ挙げます。。
フリーターが転職エージェントに登録する前に用意しておく2つのこと

登録する場所を変えても、手ぶらで面談に行くと同じことになります。担当者は、あなたの話を企業への推薦文に変換するのが仕事です。材料がないと、書きようがありません。用意するのは2つだけです。
アルバイト歴を、時系列で書き出しておく
盛る必要はありません。どの店で、いつからいつまで、何をしていたか。それだけを並べてください。
レジ打ちを「売上管理」と言い換えるようなことはしなくていいです。採る側から見ると、盛っている人は質問すればすぐ分かります。それより、3年続けた事実のほうが効きます。続いたという実績は、短期離職を心配している企業にとって一番聞きたい情報だからです。
書き出すのは面談の前です。その場で思い出そうとすると、抜けが出ます。
なぜ今、正社員になりたいのかを一行で言えるようにする
立派な理由でなくて構いません。将来が不安、同世代に追いつきたい、親を安心させたい。本音のままで大丈夫です。
ここで大事なのは、内容の立派さではなく、答えられるかどうかです。言えない人と言える人では、担当者の熱量が変わります。
これは面接でも同じです。志望動機も自己PRも、本心である必要はありません。求められているのは、自分の経験とその会社をつなげて考えてきたかどうかです。採る側から見れば、そこで考えてこない人は入社後も同じ動き方をします。
面談に行ったら、最初に伝えておくこと
初回の面談で「本気で正社員になりたい」「いつでも動けます」と先に言ってください。これは媚びではなく、順番の話です。
前に書いたとおり、担当者は決まりそうな人から時間を使います。登録フォームの希望時期を「良い求人があれば」にしたまま面談に行くと、様子見の人として後ろに回されます。動く気があるなら、それを最初に見せたほうが得です。
逆に、前の職場の愚痴を長々と話すのは避けてください。聞いている側は、この人は次の会社でも同じことを言うのではないかと考えます。
落ちたら、理由を聞く
不採用になったら、必ずエージェント経由で理由を聞いてください。これは自分で応募していてはできないことです。
企業は不採用の理由を本人には伝えませんが、エージェントには伝えます。次はどこを直せばいいかが分かる状態で受けられるのと、分からないまま受け続けるのとでは、5社目あたりで差がはっきり出ます。
エージェントを使う一番のメリットは、実はここです。求人を紹介してもらうことではありません。
ここまでで、登録先と準備は揃いました。最後に、細かい疑問をまとめておきます。
フリーターの転職エージェントについてよくある質問

最後に、登録前によく聞かれることをまとめました。
本文で詳しく書いた内容は繰り返さないので、気になる項目だけ読んでください。
Q. 本当に無料ですか。あとから請求されませんか?
無料です。エージェントの収入は、採用した企業が払う紹介料だからです。求職者からお金を取ることは、職業安定法で原則として禁止されています。
請求されたらその場で断って、利用をやめてください。転職支援を名乗る有料のサービスは別に存在しますが、この記事で紹介しているのはすべて無料のエージェントです。
Q. 既卒・フリーター・ニートの違いは? エージェントの扱いは変わりますか?
卒業後に一度も正社員にならず就職活動をしている人が既卒、アルバイトを中心に働いている人がフリーター、働いていない人がニートと呼ばれます。
ただ、エージェント側の扱いはこの3つの区別ではほとんど変わりません。見られているのは正社員として働いた経験があるかどうかの一点です。名乗り方で悩む必要はありません。
Q. 正社員経験なしのフリーターでも、転職エージェントに登録できますか?
できます。ただし、どこでもいいわけではありません。経験者向けの求人を中心に扱っているところに登録すると、紹介できる求人がないという連絡で終わります。
登録する前に、対象年齢と「未経験歓迎」の扱いを確認してください。この記事の5社はいずれも未経験を前提にしています。
Q. フリーターは何歳まで正社員を目指せますか?
年齢そのものより、エージェントの対象年齢に入っているかどうかで現実的な選択肢が決まります。20代向けの特化型は28歳や29歳で線を引いているところが多く、そこを超えると35歳まで対応しているところに移ることになります。
企業側から見ると、20代のうちは経験より伸びしろで採れます。30代に入るとその理屈が通りにくくなるので、迷っている期間が一番もったいないのは確かです。
Q. 早く決めたいのですが、内定が出たら即決すべきですか?
ブランクは短いほうがいいので、決めること自体は悪くありません。ただ、条件を確認せずに飛びつくと、また短期で辞めることになります。
返事をする前に、雇用形態と残業の実態だけは必ず確認してください。特に正社員なのか無期雇用派遣なのかは、面談の段階ではっきりさせておくべきです。求人票の見方は【内部リンク:ブラック企業求人あるある|やばい会社の特徴を採用側が解説】にまとめました。
Q. 転職エージェントは何社まで掛け持ちしていいですか?
3社前後から始めてください。担当者との相性で進み方が変わるので、複数が前提です。
ただし増やすほど連絡の管理が重くなります。返信が追いつかなくなったら、動いてくれている1社に絞ってください。詳しくは【内部リンク:転職エージェントの複数利用は何社がベスト?掛け持ちの正解を解説】に書いています。
Q. 登録したのに連絡が来ません。どうすればいいですか?
自分から催促して構いません。遠慮する理由はありません。
それでも動きがなければ、そのエージェントとあなたの条件が噛み合っていない可能性が高いです。
1社に待たされている時間がいちばんの損なので、別のところにも登録してください。
Q. 地方に住んでいますが、転職エージェントは使えますか?
使えます。ただし20代向けの特化型は、持っている求人が首都圏・関西・東海に偏っています。
公式サイトで対応エリアを確認してから登録してください。紹介できる求人がないと言われる原因が、経歴ではなく住んでいる場所だったというケースは実際にあります。
ここまでで、登録先も準備も揃ったはずです。最後に、この記事で一番伝えたかったことをまとめます。
■セルワーク20代
20代に特化したサービスで、同世代の悩みを熟知したサポートが受けられます。
まとめ|フリーターが正社員になれるかは、どのエージェントに登録するかで決まる

「現在ご紹介できる求人がございません」というメールを何通も受け取って、自分には無理なのかもしれないと思っていたかもしれません。
あの選別で見られていたのは、あなたの能力ではありませんでした。企業が払う紹介料と釣り合うかどうか、そのエージェントが未経験の求人を持っているかどうか、対象の年齢とエリアに入っているかどうか。全部、あなたの手前で決まっている話です。

だから変えるのは自分ではなく、登録する転職エージェントのほうです。
今日やることは3つだけ
「もう少し考えてから」ではなく、まず登録する。
2〜3社登録して、紹介される求人や担当者の対応を見てから絞ればOKです。
🔥 今日やることは3つだけ。
① 2〜3社に登録
② バイト歴を整理
③ 希望時期は「すぐにでも」ここまで終われば、今日の転職活動は十分です。
この3つなら、今日のうちに終わります。ここまで読んだ時点で、どこに登録すればいいかはもう分かっているはずです。
| エージェント | 対象年齢 | 強み | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 第二新卒エージェントneo | 18〜28歳 | 既卒・フリーター・中退の就職支援に特化 | 正社員経験がまったくない |
| ツナグバ | 18〜35歳 | 既卒・第二新卒・フリーターの内定率約85%(※2023年12月時点の公式発表) | 20代後半以降・アルバイトからの転換 |
| キャリアスタート | 〜35歳 | 年収アップ率83%(※公式サイト記載) | 収入を上げたい |
| UZUZ | 〜29歳 | IT系に強く、独自基準でブラック企業を排除 | 手に職をつけたい |
| タネックス | 18〜29歳 | 中卒・高校中退でも利用できる | 学歴で諦めかけている |
正社員経験がないなら第二新卒エージェントneo、28歳を過ぎているならツナグバ、収入を上げたいならキャリアスタート、IT志望ならUZUZ、学歴に不安があるならタネックス。迷ったら冒頭の比較表に戻ってください。
私も、27歳になる直前まではアルバイトで食いつないでいました。周りが先に進んでいくのを見ながら、動けないまま時間だけが過ぎていく感覚は覚えています。あのころの自分に何か言えるとしたら、たぶん「早く決めろ」ではなく「場所を変えろ」です。
断られた回数は、どこにも記録されません。次に登録するところは、あなたを断る理由を持っていない会社です。
行けば分かります。ここまで来られたなら、もう動けます。
あとは、登録画面を開くだけです。

あなたの就職がうまくいくよう、採用する側から応援しています。
\職歴なしが前提の場所なら、それは断る理由になりません/
18〜28歳が対象。完全無料です。今すぐ決めなくても大丈夫です。
もし登録してみて、また断られたとしても、その理由は転職エージェントに断られる理由|年収3割の紹介料を払う側の本音に全部書いてあります。あなたの価値の話ではありません。


